C5696(野辺山歴史民俗自然公園) | 海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

海水浴特急【全国保存蒸気機関車めぐり】

全国各地470余りの保存蒸気機関車を訪ねています。現在の訪問数450機です。

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小海線沿線には多くのC56が保存されている。野辺山駅前、歴史民俗自然公園に保存されている96号機もその一つだ。


1937-03月:日本車輌名古屋NO.477新製属稲沢区
1937-09月:釧路区
1937-12月:岩見沢区
1942-08月:帯広区
1942-12月:苗穂区
1949-06月:白山区
1950-08月:中込区
1955-08月:飯山区
1968-03月:上諏訪区
1972-03月:長野運転所
1973-06月:木曽福島区
1973-07月:廃車
1973-11月:長野鉄道管理局長と長野県南牧村長との間で無償貸与契約締結
1973-11月:野辺山駅前にて保存
1975-08月:高原列車SLホテル開業
1987-03月:客車老朽化によりホテル廃業
1989-09月:歴史民俗自然公園に移設



首都圏から蒸気機関車が消えようとしている昭和45年前後、比較的近い立地であった小海線は、高原列車を髣髴とさせるその沿線風景と「高原のポニー」と呼ばれたC56の牽引する列車が大変な人気だった。あれから40年余り、保存されているC56たちは今も当時の熱気を思い出させてくれる。

首都圏ではJR東日本のD51498・C57180そして昨年復活したC6120、秩父鉄道のC58363、真岡鉄道のC1266・C11325と、6輌もの蒸気が活躍している。さらに大井川鉄道では5輌の蒸気が動態にある。
当時を知る鉄道ファンなら誰もが思うだろう。「小海線のC56こそ復活して欲しい」と。
沿線の活性化のためにも、最も有効な起爆剤になることは間違いない。