稽古では、手の指、足の指を痛めることが多々あります。
千手組手では、指ではなく掌底や前腕で相手の突きを受けたり、捌いたりする意識が必要ですが、物理的には手袋をした方が良いですね。指を怪我しないグローブはないかなと探していたら、サッカーやフットサルのキーパーが使うグローブが良さそうだと思いました。ボールを受け止めるキーパーグローブ。
そんな彼らが使っているグローブなら、千手にも有効かもしれません。
昨日買い物ついでに地元のスポーツ店に寄ったんですが、見本もなく、中身も出してくれなかったので素材や質感を確認する事が出来ませんでした。
しかし突き指が考えられる他のスポーツ、バスケやバレーボールはグローブなどしていません。手の感触が鈍るからです。
突き指予防にはテーピングが1番なのかもしれませんね。
稽古で使うオープンフィンガーグローブはちょうど指が出ています。
指先までカバーされてるオープンフィンガーグローブって無いんですよねー。
通常はパンチと、関節技をする為に指がオープンになっているので、千手の様な使い方はしないですからね。
でも指先まで保護するグローブ、ひとつだけあります。
それは…映画「燃えよドラゴン」冒頭で使われていたブルース・リー考案のオープンフィンガーグローブです。
これは指先と、手首までカバーされているので、ナイフの練習でも効果を発揮します。
高いのと、夏は蒸れるのが欠点です。
足の指の怪我防止はいくつか方法があります。
本部道場でやっている足指体操は、足指に神経を行き届かせる事で怪我予防になっています。
あと足の指を一本ずつつまむのも良いそうですよ。
足の指と脳は繋がっているので、
転倒予防に効果があります。
何もないところでつまづいたりしますからね(笑)
私は足袋を履く様になってから指の怪我がほぼなくなりました。
本部でも以前、靴底が革になっている「グラップリングシューズ」を履く人が多かったですが、今は誰も履いていませんね。
「グラップリングシューズ」もオンリーワンです。
使いたい物がどっちも1種類しかないってどういうことなんでしょう?
剣護身術は他の武術やスポーツ同様、
怪我がないとはいえません。
50を過ぎて思う事は「歳をとると怪我がいつまでも治らない」という事です。
それぞれ怪我しない工夫をしていきましょうね!
勇気MAX!