カット料金を1.5倍にした美容師に学ぶ価格の上げ方
こんにちは、菅(すが)です。
このブログではおなじみの、モッズヘアいわき銀座通り店の遠藤さん は10月からカット料金を1.5倍にしました
いままで4,400円だったカット料金を6,600円に値上げしました
・・・って、
いきなり料金1.5倍ですよ・・・・。
非常識にもほどがありますよね?(汗)
さて、
いったいどうなったでしょう?
その答えがこちら。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
誰一人文句を言わなかった
それどころか、
ずっと値上げしなかったのだから仕方がないよね
とか、
遠藤さんはそれくらいとって普通だと思います
とか、
あれ?いままでいくらだったの?
カット料金知らないから
とまで言われる始末。
つまり、
誰一人として値上げに文句をいわないで普通に1.5倍払っている
という結果になったそうです。
いたって平穏に値上げを受け入れてもらっているそうです。
・・・・、
値段1.5倍になっているのに(汗)
当然、そんな状況なので、
客単価が急上昇で個人売上も爆上がり
という日々が続いています。
でもね、考えてみてください。
値上げしても何の文句も無く受け入れてもらえる
ということは裏を返せば、
いままで意味も無く安くし過ぎていた
という事と同じです。
そして、それはなにも遠藤さんに限ったことではありません。
いま日本のほとんどの経営者さんは無意味に安く売り過ぎています
そして、
その結果、
本来なら得られたお金を意味も無く手放している
例えて言うなら、
あなたの努力を陰から見ていましたご自由にお持ちください
と書かれた、
目の前にある山と積まれた札束
それを、
いやいやお金なんていらないですから
と遠慮して手をつけない。
そんな状況。
そして、
目の前の札束は静かに風に飛ばされていく
そんなイメージでしょうか?
いや、もちろん本気で、
「 お金なんていらない! 」
そう思っているのならそれでいいですよ。
でも、そうやって遠慮しておいたくせに、
後で、
「 お金がないから○○できない・・・・ 」
なんて言う人は後を絶ちません。
これって何かおかしな気がしませんか?
さて、では、ここで考えてみてください。
今回ご紹介している遠藤さんのように、
意味も無く安くし過ぎて本来得られたお金を得られない
そんな悲しい状況を回避するためにはどうしたらいいのでしょうか?
前提として、
お客さんに心から満足してもらう
という条件をクリアしつつ、
最大限のお金を気持ちよくお支払いいただく
ということを実現するにはどうしたらいいのでしょうか?
その答えは意外と単純な話です。
価格が決まる原理原則を知ればいい
それだけ。
多くの経営者さんは、
周りの競合店の価格を参考にして値段を決めています
つまり、
値段の判断基準は誰がいつどんな理由で決めたのかもわからないよそのお店の値段
そうやって、
適当につけた値段がドンドン伝播していった価格でみんな商売している
そんな恐ろしいことが普通に起こっています。
なんの理由も理論も予測も無い。
ただただ当てずっぽう。
当然、それでは、
一番売れて儲かる価格とは大きくかけ離れていきます
とはいえ、
計算や理論で適正価格を探っていくというのも小さなお店では現実的ではありません
そんなことをしていたら莫大な時間と費用がかかりますので本末転倒。
だから、せめて、
どんなときに価格を上げられてどんなときは価格を上げられないのか?
という基本を知っておいてほしいのです。
価格を上げたいなら判断基準はたったの2つです
- 需要が増えれば価格を上げられる
- 供給が減れば価格を上げられる
この2つだけ。
価格というのは需要と供給のバランスで決まります
だから、
お客様の「欲しい」「やりたい」という気持ちを引き出せば値段は上げられる
これ、難しい言葉で言うと、
顧客の潜在ニーズを引き出すことで需要を掘り起こす
なんて言います。
そして、
それを提供できるのは自分だけならさらに値段を上げられます
こちらは、
市場を独占する
なんて言ったりします。
例えば冒頭でご紹介した遠藤さんは、
モッズヘアのスタイリストとして30年以上活躍してきた
という実績があります。
だから、
モッズヘアというブランドから生まれる信頼
と、
長く担当してもらったことで得られた信頼
この2つをお客様に提供できます。
そして、当然ことですが、
遠藤さんはお客さんが求めていたカットをずっと提供し続けてきた
という実績もあります。
また、
積極的に新技術を導入し続け技術を磨き続けてきた
ということもお客様の評価へと繋がっているのでしょう。
そして、
その「圧倒的な信頼と実績」こそがお客様が潜在的に求めているもの
さらに、
それを提供できるのは唯一遠藤さんだけ
という条件も満たしています。
だから、
1.5倍の料金にしても誰も何の文句も言わない
それどころか、
当然だよね?
と至極あたりまえのことのように受け入れていただけている。
このような話を聞くと多くの人は、
信頼があるから価格を上げられたんだ
というものです。
でも、
それは間違った解釈です
本質は違います。
信頼があるから価格が上げられるのではありません
勘違いしないでください。
価格を決めるのはあくまで需要と供給のバランスだけ
つまり、
信頼がおけるスタイリストは多くの人に求められているけれど人数が少ないから価格が上げられる
こちらが本質です。
イメージしてみてください
日本中に遠藤さんのような信頼できるスタイリストばかりだったらどうでしょう?
そこで値段を1.5倍にしたらどうなるでしょう?
当然、
どこへ行っても同じように信頼できるスタイリストなのですから安いスタイリストさんのところに行きます
商売上手になりいのなら絶対に忘れないでください。
価格を決めるのは、
高いか安いかではありません
価格を決めるのは、
信頼があるかないかでもありません
価格を決めるのは、
努力したかどうかでもありません
価格を決めるのは、
あくまで需要と供給のバランスだけ
だから、
- お客様が求めているサービスなのか?
- そのサービスを提供できるのは自分だけか?
この2点がクリアできたのなら値段は高くても当然のように売れます
ぜひ、
お客様が潜在的に求めているサービスは何か?
そこを第一に考えてみてください。
そのためにはまず、
お客様の話を聞いてみる
そして、
そのお客様が本当に望んでいるのはどんな結果か?
と考えてみる。
そこがスタートですよ。
それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。
ブログでは言えない実践的な話はメルマガにてをお話します
興味がある方はぜひメルマガ登録しておいてください
メルマガの登録は無料です。
こちらからどうぞ。
小さなお店専門の経営コンサルタ…のmy Pick
