ヘアスタイルの相談をしなくなった美容院 | 繁盛店をつくる人材育成の方法

ヘアスタイルの相談をしなくなった美容院

こんにちは、菅です。

先日ある美容院経営者さんがこう教えてくれました。

───

そういえば、
最近うちの店では・・・・、

「 どんなヘアスタイルにしますか? 」

というカウンセリングはほとんどしていません

以前は、

「 お客様と相談しながら満足されるヘアスタイルを決めていく 」

それがヘアサロンのカウンセリングだ!

そう思っていたのに、
いまは真逆ですね。(笑)


───

ちなみに、
この話をしてくれたのは先日、

新型コロナウイルスに負けず4月の売上がプラスだった美容院では何をした?

 

の記事で紹介した美容院経営者さん。

つまり、

新型コロナウイルスでも売上プラスになった

そんなヘアサロンでは、

お客様とヘアスタイルの相談をほとんどしていなかった

というお話ですね。
それなのに、

4月も売上プラス

さらに、

客単価は1万円を軽く超えて過去最高を記録する

 

というのですからなにやら不思議な気がします。

いったい、

このお店ではカウンセリングの時に何をしているのでしょうか?

じつは、
このお店ではいま、

───

「 来店して下さった方に最高の技術で最高の笑顔になっていただく 」
そのためにはどうしたらいいのか?


───

という事ばかりを考えているそうです。

だから、

ヘアスタイルだけでなく頭皮をはじめとした心身の健康状態のお悩みまで聞く


というカウンセリングになってきているそうです。

ちなみにこのお店でカウンセリングの時に使っている問診票には、

・ 抜け毛が気になる

とか、

・ かゆみ・べたつきがある

というような、

髪や頭皮の状態を聞く質問

 

それだけでなく、

・ むくみやすい

とか、

・ 偏頭痛がある

とか、

・ 冷え性だ

というような、

体の状態を聞く質問

さらには、

・ ストレスを抱えている

とか、

・ 憂鬱な気分

とか、

・ リフレッシュしたい

といった、

お客様の心の状態を聞く質問

まであったりします。

 

 

では

 

なぜそんな問診をするのか?

 

それは、

 

ヘアスタイルを整えるだけでなく、お客様に心身ともに健康で最高の状態になっていただきたい

 

そう考えてお客様をお迎えしているから。
だから、結果として、

ヘアスタイルに関する質問の比重はどんどん減ってきている

というお話ですね。

もしあなたが、

 

自分の持っている知識と技術を発揮してお客様に喜んでもらえるお店を経営したい

 

そう考えているのなら、ぜひ覚えておいてください。


高客単価のお店ではカウンセリングをとても大事にしている

しかし、

カウンセリングの内容は同業者とは全く違う

それが高客単価店の常識ですよ。

それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。

 

 

 

クリーニング店経営者さんのサポートはこちら

菅先生&石井康裕コラボWebセミナー

 

メールマガジンはこちら

無料メルマガの登録はこちら

 

著書はこちら