個人売上を重視するのは間違いか? | 繁盛店をつくる人材育成の方法

個人売上を重視するのは間違いか?

こんにちは、菅(すが)です。

先日あるサロンのオーナーさんからこんなご相談を受けました。

───

メインのスタッフが辞めてしまいました

そして、

その影響で売上が大きく下がっています

もともとそのスタッフはとても優秀だったんです。
だから、

個人売上を上げることをとても意識していました

そのおかげでお店の売上も大きく伸びたのですが・・・、

辞めるときには逆にそれが大きな問題になってしまいました

実は、

指名のお客様を新しいお店にごっそり持って行ってしまったのです

個人売上を伸ばすのはたしかにに大事だと思います。
でも、こういうことがあると、

個人売上を意識させるのは良いことなのか?悪いことなのか?

それがわからなくなります。


───

なるほど。
サロン系のお店では基本的に、

スタッフとお客様が長時間一緒に過ごします

また、

お客様とマンツーマンでの施術となることがほとんどです

そして、

売上を上げるためにはお客様と信頼関係を築くことがとても重要になります

だから、

スタッフ個人の意識や能力がお店の売上に大きく影響します

そのような理由から、

お店の売上を最大化するために個人売上を重視する

ということは売上げアップに非常に効果的です。
当然、それが解っている経営者さんが多いので、

個人売上に対して歩合給を付ける

とか、

個人成績で表彰したりする

ということもよくある話です。
しかし、

個人売上を重視するとほぼ間違いなく問題が起こることになります

冒頭でお話ししたように、

スタッフが辞めると売上がガタッと落ちる

ということもそうですし、

個人売上を重視するあまりスタッフ同士でトラブルを起こす

ということも定番の問題です。

 

さて、困りました。

あちらを立てればこちらが立たぬ

という感じです。

お店の売上を上げるには個人売上を上げさせるのがとても効果的

しかし、

個人売上を重視するとトラブルが起こります

一体どうしたらいいのでしょうか?

これ、

 

結論から言うと、

個人売上を重視するのは決して間違いではありません

なぜかというと、

個人売上を上げても上げなくても一緒なら上手に手を抜く人が一番得するから

そんなお店では売上はやっぱり下がっていきます。
当然、人も育ちません。

 

だから、

個人売上をきちんと管理して頑張った人を評価できる体制を作ることはサロン経営では必須項目だと言っても過言ではありません

しかし、個人売上にこだわりすぎると問題が出てくるのも事実。

だから、

個人売上を重視するときには「 あることとセットにする 」という事が必要になります

その、

「 あること 」というのが・・・・、

「 なぜ個人売上を上げなくてはいけないのか? 」という理由をきちんと説明する

ということ。

これ、見落としている方が多いのですが、


売上を上げるのは手段であって目的ではありません

 

売上がどれだけ多くても、それだけでは経営者さんもスタッフさんもお客様も誰も幸せにはなりません。

 

本当に大事なのは、


売上を上げることで何を実現したいのか?

 

ということ。

それなのに、そこをきちんと説明しないで、

とにかく売上を上げればいいと競争させるからおかしなことになるんです

さて、あなたに質問です。

なぜあなたのお店の売上を上げなくてはいけないのですか?

そこをきちんと考えること。

それが個人売上を大事にする経営のスタート地点ですよ。

そして、そこをきちんとしておけば、

個人売上を重視したときの問題とはサヨナラできます

サロン経営者さんはぜひ覚えておいてくださいね。

それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。