新しいメニューを考える手順 | 繁盛店をつくる人材育成の方法

新しいメニューを考える手順


こんにちは、菅(すが)です。

 

昨日のことです。

このブログで何度かご紹介してきた 鹿児島のクリーニング店ながいクリーニングの経営者鈴木さんの奥様留美さんが電話コンサルティングの時にこう教えてくれました。

─── 


いま新しいメニューを考えています

 

昨年から値上げをしたり営業時間を短くしたりしましたが、

それでも残ってくれている8割のお客様に何をしたいのか?

ということを考えると少しずつ答えが見えてきています。

自分自身や家族のものを洗うときにはほかのお客様の衣類とは別に洗ったりすることがあります。

だから、お客様にも、

ほかの方のものとは別にお客様の衣類だけで洗う

そんなサービスができればいいなと思っています。


───

なるほど。
確かに、

クリーニングに出すということはクリーニング工場で洗う

ということです。
つまり、それは、

たくさんの知らない人の服と一緒に洗われる

ということ。
もちろん、きちんとしたクリーニング店に出せば、

ほかの方の衣類と一緒に洗われたからといって問題になることはなにもないでしょう

しかし、いくら品質に問題が無いと言っても、

見ず知らずの人の服と自分の大事な服が一緒に洗われる

ということに不安を持つお客様もいるでしょう。
また、

そのお客様のものだけで洗う

ということは、

それだけきめ細かいケアができる

ということでもあります。
だから、

新しいメニューとしてお客様にもそのサービスを提供したい

そう思っているというお話です。
しかし、

 

それを実現するには問題があるそうです

続けてこう教えてくれました。

───

ただ、それには問題もあるんです。

お客様単位で洗うと生産性が極端に落ちてしまう

という意見が出たんです。
確かに、

その方専用で洗うというサービスを導入するとまちがいなく手間は増えます

だから、

もしそのサービスのご利用が増えたらとても回らなくなると思うんです


───

わかりました?

そうです。
家庭での洗濯ならともかく、クリーニングの業務として考えると、

1人分で洗うのは生産性が悪すぎてとてもやれない

というお話。

さて、困りました。
難しい問題です。

もし、あなたがこのクリーニング店の社長さんならどう判断しますか?

ちなみに、私はこう答えておきました。

───

留美さん。

もし、

そのサービスがたくさん出過ぎて生産性が落ちる

ということが、

本当に、

起こったのなら・・・・・、


経営者としては最高の状況ですよ(笑)


だって、

それだけたくさんのお客様に喜んでもらえるサービスを作ることができた

ということですから。
生産性が悪くても全然問題ありません。


お客様に大人気ならばできることはいくらでもありますよ



───

ちょっと補足しておきますね。

仮に、

生産性が悪くてとてもできない

ということが本当だとしますね。
では、

もし、そのサービスが売れなかったらどうなるでしょう?

当然、

どれだけ生産性が悪くても売れないのだから全く影響がない

ということになりますね。
逆に、

もし、そのサービスがとてもよく売れたらどうなるでしょう?

当然、

生産性が悪いので対応しきれない

ということになります。
では、

生産性が悪くて対応しきれないのならどうすればいいのでしょう?

これ、答えはいくらでもあります。

生産性が悪くても利益が出る値段設定にする

とか、

対応できる生産性を確保するためにスタッフ研修をする

とか、

生産性を上げるために工場のレイアウトを変える

とか、

作業効率の良い最新の機械を入れる

とか、

外注に出せるものを外注に出す

 

などなど。

 

単なる思い付きで書きましたが、真剣に考えればまだまだいくらでも出てくるはずです。

 

また、

次回予約が6割も取れた最大の理由

 

でもお話ししたように、

新しいチャレンジをするときには○○しやすくしておく

というのも有効なノウハウです。

もしやっぱり問題が出たのなら○○すればいいだけの話ですから。

 

もし、あなたが新しいメニューを考えるときにはぜひ思い出してください。

新しいサービスやメニューを考えるときにはこの順番がおすすめです

  1. できるできないにかかわらずアイデアを出してみる
  2. できなくてもいいので一番良いアイデアをその中から選ぶ
  3. その一番良いアイデアを現実にするにはなにをしたらいいのか?と考える

できるかどうか?ということは最初は除外して考える


そうすることでよいアイデアが浮かぶ可能性はグーーーンとあがるものですよ。

それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。