スタッフが成長するお店の社長が困る事
こんにちは、菅(すが)です。
昨日は、
「 人手不足で春の繁忙期が越えられない 」と言っていたクリーニング店
の記事で紹介した 鹿児島のクリーニング店ながいクリーニングを経営する鈴木さんとの電話コンサルティングでした。
あらためて今の状況をお聞きしていたのですが、そのなかで、
一つだけ困ったことがある
と教えてくれました。
以前の記事でもご紹介したように、鈴木さんのお店ではいま、
スタッフから生産性の改善案が出るようになり生産性が上がっている
という状況です。
それに伴って、
夜遅くまで残業しなくてはいけなくなることが格段に減った
ということも教えてくれました。
また、客単価もかなり上がっていますので、
営業時間を減らしたのに売上は増えている
という状況にもなっています。
さらに、
戻ってきてくれたスタッフがほかのスタッフと一緒に活躍してくれている
ということですからスタッフ同士の関係も良好です。
それにもかかわらず、
一つだけ困ったことになっている
と言うのです。
さて、ここで問題です。
スタッフが活躍するようになったお店の経営者さんがほぼ間違いなく直面する問題とは何でしょう?
いったい鈴木さんは何に困っているのでしょう?
じつはことを話してくれました。
───
最近、私はお店以外の仕事が忙しいものですからほとんどお店を手伝えません。
だから、家内やスタッフに任せっきりです。
ただ、それで、上手くやってくれているのでそれはいいのです。
でも、
そのおかげで・・・、
私が受付に入ると「 サッパリわからない 」という状況になっています(笑)
───
つまり春の繁忙期対策として、
いろいろ改善しすぎて社長が把握しきれていない
というお話。
じつはながいクリーニングさんでは、
お客様との納期のお約束の仕方を昨年までとは変えています
また、他にもこれまでお店を改革していく中で、
「 昨年までとは対応を変えている 」ということがいくつかあります
だから、なかなかクリーニングの受付に立つ時間が取れない鈴木さんにはわからないことが多いというわけですね。
つまり、
スタッフが勝手にどんどん良くしていくから社長がついていけない
というお話。(笑)
スタッフが成長して活躍する
というのは、
社長が知らないことが増える
ということとほぼ同じことです。
だから、
「 自分の会社のことはすべて把握しておきたい 」という経営者さんには人材育成は向きません
逆に、
ええ!?知らないところでこんな素晴らしいことしていたの!?
なんて、自分が気が付かなかったことで改善していく様子を楽しめる社長さんには人が育っていくことほど面白いことはありません。
もし、あなたが「 うちも人が育つ繁盛店になりたい 」そう思っているのなら一つだけ覚悟しておいてください
人が育つお店では社長は役立たずになります
ちょっと寂しい気持ちにもなるでしょうが、自分がしらないところでどんどん改善していく様子を見られるのはそれはそれで面白いものですよ。
それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。
