この地上で肉体を維持していくためには

食べ物は不可欠です。

 

現在、将来の身体を形成している原点は

過去から現在までに摂取してきた食べ物です。

 

科学進歩の恩恵と、諸手を挙げて喜べない分野に

バイオテクノロジーがあります。

特に、遺伝子組み換え作物の生産は

世界中で主流をなしつつあります。

 

推進派の意見としては

 

従来の品種改良では、何世代もの交配を行い

求める性質が現れまで時間がかかりすぎる。

遺伝子組み換えを導入することで

市場参入の遅延リスクを大幅に短縮できる。

害虫に強い作物が生産できれば

農薬の散布など工程を減らすことができ

経費削減になる。

除草剤に強い作物を生産することで

除草剤とセットで栽培して収穫量を増大させる。

人口増加による食糧問題の改善にも寄与できる。

などのメリットを主張しています。

要するに

害虫耐性と除草剤耐性の特性を持った

作物を生成させることに主眼が置かれ

摂取する側への影響に対しては

あまり配慮されていません。

 

ラットを使った実験で影響がないことを実証しているので、

人体に対しても問題はないと反論するのでしょうが

ここに巧妙な操作がなされています。

影響の出ない短期間の実験で終わらせており

長期にわたる影響のエビデンスまで実証していないのです。

 

一例として

米国の農業ビジネス大手モンサント(Monsanto)製の

遺伝子組み換えトウモロコシに対して

フランスの大学研究チームが

2年間(通常のマウスの寿命に相当)にわたって実験を行いました。

このトウモロコシは同社が販売している

ラウンドアップという除草剤に対する耐性を持たせた作物で

14か月目以降になると

メスのラットにがんの発生が確認されています。

 

少し考えれば

虫が食べると死んでしまうような害虫耐性

雑草がすべて枯れてしまう除草体制のような

遺伝子組み換え作物とは

虫を殺す成分が組み込まれており

除草剤にまみれた作物なのです。

それが

人体に影響を与えないと考えることがおかしいです。

 

モンサントは世界中で訴訟されているようです。

利益のみを追求し

善悪の判断基準が希薄な

バイオテクノロジーに未来はないと思います。

 

現在日本に輸入されている遺伝子組み換え作物は

大豆やトウモロコシなどが主流で

それらは家畜の飼料に使われています。

そのため日本産の肉類も安全とは言い切れません。

しかし

甘味料である

果糖ブドウ糖液糖・コンスターチの原材料である

トウモロコシが遺伝子組み換え作物であるとの表示義務はないので

私達が摂取している食品に

遺伝子組み換え作物が流通していることは間違いありません。

なるべく甘い飲料水は控えた方がいいと思います。

 

人間の肉体を形成している根源は

食べ物だけだないことは事実です。

しかし

安全性に配慮せず、金額の安さだけで

食品を選択することは少し警戒したほうがいいでしょう。

皆様の健康が維持されることを心から願っています。