日本ではあまりなじみのない
英国国教会についての考察です。
聖公会とも呼ばれており
カトリック教会とプロテスタントの中間として位置づけられている
キリスト教の一教派です。
もともとはカトリック教会の一部でしたが
16世紀の英国王ヘンリー8世の時代に
ローマ教皇庁から分離して独立した教会です。
分離の原因はヘンリー8世の離婚問題です。
カトリックでは離婚を認めていないため
ヘンリー8世が
教皇に婚姻の無効を求めましたが
教皇クレメンス7世がこれを却下。
数度にわたる教皇への働きかけが失敗したため
ヘンリー8世は
国王であると同時に
教会の首長であることを主張します。
1531年英国の聖職者たちは
ヘンリー8世を首長と認める決議を行い
英国における祭政一致が確定します。
つまり
英国の皇室が政治的にも宗教的にも
トップの存在として君臨することになります。
その後聖職者たちは王の言いなりとなり
王の婚姻無効を認め
ヘンリー8世は
王妃の侍女であったアン・ブーリンと再婚します。
王妃となったアンは贅沢を好み
宮殿の改装や衣装・宝石などと浪費します。
一方
ヘンリー8世は
アンの侍女の一人に心移りしてアンへの愛情は薄れていきます。
結婚から2年後
国王暗殺の容疑や不義密通の疑いで反逆罪に問われ
1536年、ロンドン塔にて斬首刑に処せられます。
国王の愛憎劇をめぐり
穢れた歴史から始まったのが英国国教会です。
英国における王室の歴史は
世俗権力にまみれた祭政一致であり
天孫降臨から始まった
日本の皇室とは違います。
「民のかまど」で有名な仁徳天皇のような
徳を感じないのは私だけではないと思います。
たとえカトリック系のキリスト教であっても
イエス様の救いの光は
英国国教会に臨むことはないはずです。
ヘンリー王子と結婚した
下米女優のメーガン妃はトランプ大統領が嫌いなようで
米英関係の強化に不安要因となっています。
ブレグジットも
EUとの関係を切って孤立することになるので
失敗することになると思います。
秋口から武漢ウイルスの第2波が
英国を襲うことも想定されており
世界恐慌並みの経済危機がやってきます。
英国の未来はかなり厳しいと思います。
王室が存続できるための
宗教改革
親中体制を見直す
政治改革
リベラル的な企業体質を改善する
経済改革
が今後必要になると思います。
かつての大英帝国を築いた自負による
伝統的な優越感を脱却できるかが
英国の今後の盛衰を決めることになると思います。
日英同盟を締結した国でもあるので
英国がこれから遭遇する危機を乗り越えられることを
心から祈念しています。