釈尊の教えに三法印があります。
仏教を代表している教えで
諸行無常、諸法無我、涅槃寂静です。
諸行無常とは
すべてのものは時間の経過とともに
移ろいゆくものであり
肉体や物質を含め
一切の現象は変化変転していくものとして
執着することなかれ
という教えです。
現在の境遇をそのままにしておくことはできません。
自分自身も自分を取り巻く人間関係も
毎年変わっていきます。
容貌も同様に
美人であっても
しわができ、白髪になったりするので
現在のままの姿にとらわれることを戒める教えです。
諸法無我とは
この世の存在は恒常なるものではない
という教えです。
この場合の諸法とは
いろいろな教えという意味でなく
「存在」を意味しており
この世におけるすべてのものは
実在ではなく仮の存在であることを
悟らせる教えです。
永遠なる存在はこの世にはありません。
存在自体の中に「滅び」を内包しています。
魂という実在が仮の存在である肉体に宿り
この不完全な地上で魂修行をしているのです。
時間的観点から考えた「諸行無常」
空間的観点から考えた「諸法無我」
時間的にも空間的にも何ら実体のない
この三次元世界に住んでいる我々が
本来の自己を取り戻すために必要なことが
煩悩の炎を吹き消すことなのです。
煩悩の代表として
貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)
慢(まん)・疑(ぎ)・悪見(あっけん)
の6つがあります。
これら煩悩はほとんど我執から生じています。
自分のプライドや欲望から苦しみが生まれ
執着の虜となって七転八倒しているのです。
この世において永遠不滅のものは何一つありません。
自分の肉体さえ滅し去るものです。
そのなかで、永遠なるものは
我執を滅し去ったところに出てくる
静寂な境地だけなのです。
この静寂な境地こそが
天上界にある境地であり
それが涅槃寂静の境地なのです。
この世の執着を去って
心を静寂な状態に置くと
安らいだ至福の境地が現れてきます。
瞑想修行の目的は
透明な自分を作ることであり
凪いだ湖面のような状態を維持できるようになると
天上界からインスピレーションを受けられるようになります。
釈尊の説かれた三法印は
教学的にのみ考えるべきものではなく
瞑想修行を行う際の実践的意味合いも含んだものです。
この世の波長は粗雑なものですが
自分の心から出ている波長も
ほとんどβ波で粗雑なものであるため
外界から遮断する必要があります。
自分一人の世界に溶け込んでいくことで
心を静め、涅槃の境地へと高めていけるのです。
日々の訓練でこの状態を維持できるようになると
「ちはやふる」の状態
いわゆる
アルファ波の状態で仕事ができるようになります。
的確で正しい判断が短時間でできるようになると
作業能率も高くなり
部下への適切な指導も可能になります。
管理職の方には
是非、実践していただきたい修行です。
社の大きな事業展開をするうえでも
適切は判断をするためには
大切なものなので
経営者の方にも大切な修行であると思います。
忙しいとは思いますが
毎朝30分の時間確保を工夫されることをお勧めします。
効果は絶大なので
トライしてみてはいかがでしょうか。