全体主義における人間観は
民衆を愚民視して
一部のトップエリート層による
支配に向かう傾向を示し
トップの意向に沿わない民衆を
粛清していくことになります。
全体主義の特徴は
以下の3点を備えているか
どうかを見れば
判定できると言われています。
1.一党独裁の国家機構
2.秘密警察の存在
3.強制収容所の存在
この特徴の根底には
唯物論的無神論があり
その政治体制に反対する民衆を
粛清しても
良心の呵責が生じないように
洗脳されることになります。
これに対して
民主主義の根底には
人間一人一人が
神により創造された
価値ある存在であるという
人間観が根底にあると思います。
この性善説的考えが根底にあり
個人の自由を尊重する民主主義から
資本主義が生まれる土壌に
なっているのだと思います。
一方の全体主義は
性悪説的な考えが根底にあるため
一部の成功者を否定し
貧しさの平等を善とする
社会主義、共産主義の経済体制と
親和性があるように思われます。
そして
資本主義を繁栄主義と捉えた
松下幸之助さんの慧眼には
感服するばかりです。
経営の神さまである
幸之助さんは
資本主義化では
成功する自由も
失敗する自由もあり
たとえ
失敗してもやり直しできる自由があり
自由の重要さを
しっかり認識していたようです。
しかも、
神仏への信仰心もあり
生前、教育・福祉・文化事業に対する巨額の寄付・寄贈だけでなく
寺院や仏閣にも多くの喜捨をしています。
このような人物を
天上界の諸菩薩が応援しないわけはないと思います。
いずれにしても
民主主義の根底には
性善説に基づいた
力強い人間観があるように思えます。
一人一人を価値のある人間である
と認めるからこそ
愛が生まれ
共に繫栄する社会を
築いていけるのだと信じています。
個人の欲望のみを増大させる
資本主義が
本当の資本主義ではないと
思います。
個人の長所を
自由に伸ばしつつ
他の人々とも調和しながら
繁栄された社会を築いていけるように
民主主義における人間観を意識しつつ
努力していきたいと考えています。