真理から見た数学についての考察です。
と言っても、
数学を専門に勉強してきた者ではないので
極めて限定的な意見です。
理系を専攻してきた人ならば
高校までの授業と
大学教養課程で学ぶ数学には
かなりの差があり
数学科や物理学科の人以外は
明確な意図をもって
学ぶことはなかったのではないでしょうか。
以前にも少し記述しましたが、
日本が生んだ世界的天才数学者の
岡潔先生は、
単なる数学者ではなく
日本の歴史や宗教にも造詣が深く
日本人の民度の高さを
高く評価していました。
岡先生が書かれた
「日本の心」「春宵十話」などは
とても読みやすく
天才数学者の心の内を垣間見ることができます。
岡先生は教育者でもありましたので
知・情・意の中でも
情を大切にしておられ
人の中心は「情」であって、
情の根底は「人の心の悲しみを自分のからだの痛みのごとく感じる
すなわち観音大悲の心であると述べています。
また、
世の中のために、無私で自分を投げ出した
吉田松陰、坂本龍馬、弟橘媛を
「日本人の真なる生き方」と評価しています。
多変数複素関数論において大きな業績を残した
真の天才数学者は
文系的な面にも精通していたことは
理系の学生にとっては驚きかと思いますが
天才的な閃きは
雑念を取り払い、
一つのことを沈思黙考している時に
天上界から与えられるものであることを
如実に示していると思います。
これは、
無我の瞑想修行にも匹敵するもので
岡先生が宗教に精通していたのも
納得できます。
ニュートンやアインシュタインも
神の存在を信じていましたし、
真の科学は、真の宗教とも合致するものなのです。
レベルは違いますが、
皆さんも
数学の問題を
1時間以上考え抜いたことのある方なら
同じような経験をしているのではないでしょうか。
一つのことを考え抜いている途上で
あるインスピレーションを得る
これは、僧侶などが悟りを得た瞬間に
極めて近い体験だと思います。
この大宇宙には
地球以外の星に
生物は確実に生存しています。
この大宇宙における共通言語は、
「数学」と「音楽」であると
言われています。
その星の科学的進化度は
数学の進化度と関連するようです。
なぜなら
物理学の基礎をなしているものが
数学だからです。
理系の人々には、
情の大切さも学んでほしいと思いますし
文系の人々には
数学的な論理思考も学んでもらいたいと
思います。
経営者の中には
数学の勉強もしている人が
結構いるという話も聞いたことがあります。
数学という学問に
少しでも興味を持ってくれたら幸いです。