大富豪家の方々への考察です。
大富豪といえば、IT関連が上位を占めており
アマゾンのジェフ・ベゾス
マイクロソフトのビル・ゲイツなど
世界のベスト10に
日本人は入っていないようです。
これは、日本が
金持ちに対する
嫉妬社会であることも
影響しているのでしょう。
以前に
「バケツの中のカニ」
という話を聞いたことがあります。
バケツの中からカニが出ようとすると
下のカニがハサミで引きずり下ろし
出られないようにするということで
成功する者に対する嫉妬が
日本社会には根深く存在しているという話です。
これは、日系の移民が多いブラジルやハワイでも
見られるということで
このカルチャーは相当根深いようです。
確かに、日本の長い歴史の中で
農耕単一民族に近い我が国は、
貴族や武士の少数支配階級を除いて
大半の国民は比較的格差が少なく、
見方によっては、
貧しさの平等を
享受してきたのかもしれません。
しかし、幕末以降
江戸時代の士農工商的身分制度であった
社会秩序が崩壊して
比較的自由な社会が到来すると
岩崎弥太郎・渋沢栄一
安田善次郎・豊田佐吉などの
事業家が出てきて
日本の繁栄に貢献するようになります。
戦後は、松下幸之助・本田宗一郎・盛田昭夫などが
日本の復興に相当貢献したと思います。
ここに挙げた富豪家たちは、
自国を良くしたいという哲学を
持っていたように感じます。
信仰心もあり、
自己中で
単なる唯物的な考えで
事業を展開していたわけではありません。
現在のアメリカの繁栄の基礎を築いた
ロック・フェラー、アンドリュー・カーネギー
ヘンリー・フォードなども
自国の発展を願って事業展開していたと思います。
ロック・フェラーは、誤解もあり
国民から守銭奴として
反感を買っていた時期もありましたが
彼は、信仰深い母親に育てられたため、
熱心なクリスチャンとして
生涯、収入の十分の一を
教会に献金していました。
アンドリュー・カーネギーは
「富の福音」のなかで
富豪の責務を述べておられ
図書館や大学建立に
自分の財産を投入していました。
イエス様は、聖書の中で
「金持ちが天国に入るのは
ラクダが針の穴を通るより難しい」と言っておりますが、
これは、金品に執着ることを戒めた教えと取るべきで
信仰心があり、社会に貢献した
これらの富豪が地獄に行っていることは
100%ないはずです。
このように、洋の東西を問わず
後世まで名前の残る富豪家は
単に自分のことだけを考えて
事業を行っていたのではないことが分かります。
それに引き換え、
自分の利益のみを考え
やや自己中に見える
ユニクロの柳井氏やソフトバンクの孫氏に
あまり徳を感じないのは
私だけではないと思います。
ただし、
現代の日本の風潮として
「格差社会を悪」と考えることには反対です。
結果として富豪になった方々は
勇気もあり、知恵もあり、努力もしています。
それに対して、ただ嫉妬するだけであれば
自助論の精神は失われ
国力の衰退を招くだけになります。
裕福な人たちを祝福する気持ちあればこそ
自分も裕福な方向に向かうことができるのです。
格差社会は
発展をもたらします。
武漢ウイルスの影響で
世界中が不況を迎えると囁かれている中
裕福な人たちを祝福しつつ
自助の精神をもって
世の中に付加価値を創出できるよう
自分も努力していきたいものです。