法力についての考察です。
法力とは、仏道修行を通して得た
スーパーナチュラルな力のことです。
釈尊の六大神通力が有名です。
なぜ、これらの力を得ることができるのか。
得た結果、その力をどのように使うのか。
これらについて考えてみたい。
オーソドックスな仏道修行としては、
仏の教えを学び
八正道により自分の心を浄化し
六波羅蜜の実践により衆生済度することです。
仏の教えの中心は、「縁起の理法」です。
つまり
善因善果、悪因悪果
を信じて精進していくことです。
八正道とは、
正見・正思惟・正語・正業
正命・正精進・正念・正定
の八つの徳目について
瞑想しながら自分の心をチェックし
反省していくことです。
六波羅蜜とは、
布施・持戒・忍辱
精進・禅定・智慧
を実践しながら
自分の悟りを高めつつ
衆生を救済していくことです。
このような修行を見ると
その基礎には自分づくりがあります。
自己の完成を目指しつつ
利他の思いで救済していくことが
仏道修行の本道です。
千日回峰や滝に打たれたり、断食することが
仏道修行ではありません。
釈尊の教えは
非常に理性的な教えであり、
万人が実践可能はものです。
しかし、実践可能であるものの、
毎日、凡事徹底することは
非常に難しいとも言えます。
このような修行を続けていくと
スーパーナチュラルな法力が
レベルの高低はあるものの
習得可能になります。
そして
習得した法力は
あくまでも
利他のために
愛の思い、慈悲の思いで
使用すべきであり、
自分の劣等感の補償や
自分の利得のために
使ってはならないと
釈尊も戒めています。
イエス様の
悪魔祓いや
病気直しも
法力の一つでしょう。
我々凡人も
これらの偉人までの法力を
習得することはできないでしょうが
自分の周囲の人たちの
悩みや苦しみを和らげてあげられる
適切な助言は可能になります。
また、あまり悪質てない
邪霊程度ならば
祓うことは可能でしょう。
釈尊は、
合理性と神秘性とを
兼ね備えた稀有なる存在です。
釈尊への信仰心を持って
日々精進していきたいものです。