特に重要ではないのですが

ちょっと思い出深い事がありまして

ちょっとだけ書こうかなと思いました。

 

 

2020年7月、当時29歳の時に

甲状腺癌の手術をしました。

私の予想通り

癌が反回神経を巻き込んでて

右側の反回神経は切除

声帯麻痺となりました。

 

退院後…最初は

外出する時にスカーフで

(つんく♂さんのように)

手術跡を隠そうという事で、

それまで1度も使った事が無くて

不慣れなのに使うようになりまして

お洒落な巻き方なんて出来なかったので

一周まわって笑いの方向に走って

「中尾彬ごっこ」と言って

スカーフをねじねじさせて

私自身も笑いましたし

それで家族みんなも笑うことができました。

数日の間は楽しんでました。

でも笑いすぎてもうダメでした。笑

 

まぁ

声がほぼ出なかったので

笑い声もほぼ出ない笑いだったんですけどね。笑

 

(因みにくしゃみも声は出なかったです)

 

 

昔は

「何でずっとねじねじスカーフを

身に付けてるんだろう…」

「ちょっと変わったおっちゃんだなぁ」と

思いながらTVでお見掛けしてましたが、

あのねじねじスカーフに

あの時あんなにも

私だけじゃなくて家族も

心が救われるとは思ってなかったので

ここでそのお礼を書こうと思いました。

 

今思えば

ファンレター的な物でも送れば良かったです。

読んで頂けるかどうかは、別として。

 

今年の2月頃からかな。

「ありがとう」と感じた相手に

「ありがとう」と言えないのって

ずっと心残りになるからと思って

言える距離感であれば

積極的に伝える事にしてまして

それからの間にどうして

あの時の事を思い出せなかったんだろうって

後悔しています。

 

 

もうねじねじしなくなった

あのスカーフはタンスの肥やしになってるけど

これからも見る度にきっと

中尾彬さんの事も

中尾彬さんのおかげで家族と

つらい時期を笑いあえた事も

思い出すことが出来ると思います。

 

 

凄く凄く大げさな言い方になるけれども

あのスカーフは中尾彬さんに

買って頂いたかのような気になってます。

まぁ旦那が買ってくれたんですけどね。確か。

 

 

他の人には些細な事だったかも知れませんが

私には大きな事でした。

ありがとうございました。

 

中尾彬さんが安らかに眠れますように。

 

 

 

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当時のブログ

 

(しんどすぎて、全然書けてないやん…)

 

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