自粛ばかりでも気分が滅入るので、今日は気分を変えてみたいと思います

そこで、2011年3月2日付け日経新聞夕刊に掲載されていた姫野カオルコさんの煙草についての楽しいエッセイを一部抜粋してご紹介します。(以下抜粋)
煙草からはじまる選択肢
「吸いたい人は吸えばよい。吸いたくない人はすわなければよい」と先週書いたのだが、続きがある。(略)
めったにタクシーに乗ることはないものの、こんな体質なもので、乗ったタクシーにタバコの臭いが漂っていると相乗効果でゲッとハンカチで口元をおさえてものだ。以前は。現在は「タクシー全面禁煙」の都道府県が増えたので、こういうこともまずなくなった。
にもかかわらず、思うのである。タクシーは全面禁煙にしなくてもよいではないかと。
タクシーに乗った時くらいゆっくりフーッと煙草を吸いたい人が困るではないか。
私は困らないよ。でも困る人がいるでしょう?
「わしの車で吸うとくれやっしゃー」というタクシーも走ればよいではないか。喫煙可とわかるような目印をつければよい。屋根に煙草のオブジェを設置するとか、ネオンを灯すとか、吸える・吸えないで車体の色を塗り分けるとか、遠くからでもすぐ客とわかるような目印。そうすれば、吸う人も吸わない人も、どちらでもよい人も、困らない。
個的空間であるタクシーなどより早急に検討していただきたいのはレストラン、バー、居酒屋などの飲食店だ。禁煙の店などまずない。分煙さえ少ない。ウェブで全国検索しても、「禁煙」「分煙」を希望条件にするとたちまち「該当する見瀬はありません」と出る。やっと見つけると、過日の当欄にも書いたとおり、高いフレンチ/イタリアンか、高い高い和食/寿司店だ。
本当に困る。飲食店が喫煙可だと「吸いたい人は吸えばよい。吸いたくない人はすわなければよい」という選択は不可能になる。なぜなら煙は、煙草嫌いの人の席にもどんどん流れてくるからである。(略)
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