面白いおじさんことソクラテス(失礼)


私や彼とやってることが似てるが徐々にわかりますよ
興味ありますぅ?
ってことで
プラトンが初期の頃残したソクラテスのご様子を紹介。
ちなみに、ソクラテスは何も書き残してないので
プラトンやクセノフォンというソクラテス周りの書からしかソクラテスを探るしかないのです。


ソクラテスは老齢で
その辺をうろつくいきなり話しかけてくる変なおじさんとして知られてる。
一方で今回は思春期真っ只中の少年リュシスと対話することに。

リュシスくんは
アテネのいいとこのお坊ちゃんです。
その子に「優しく」話しかけるの。
リュシス君はご両親から可愛がられてるんだろう?
幸せになってほしいと願われてるかな?
って聞き始めるの。
ところで、奴隷となって自由がない人生なんて幸せかね?リュシス君?
と聞く。
リュシスは可愛がられてるし奴隷では幸せになれないけど君は自由だね。親御さんもなんでも自由にさせてくれるでしょう?というの。

そしたら、リュシスは
そんなことありません!
何もさせてくれません。
親は厳しいんです!
というわけ。
馬の御者をさせないのかい?
ソクラテスは
おや?そうかい?
おかしいね。
奴隷にはそういうことさせて息子であるリュシスにはさせないのはなんでかね?(チラ、ニヤ)とする。

なんで両親はなんのためにリュシスの自由や幸せを制限して
一方で奴隷にはさせる。
奴隷を使ってリュシスがやりたいことを一つもさせないのはなんでかね?
って聞くの。

つまり、今の状態ならリュシス視点だと奴隷のが自由では?
君は制限されてないか?
というめっちゃ面白いといかけをソクラテスがリュシスにする。

彼に対してリュシスはちゃんと答えてソクラテスは
いいぞ、いいぞ、よしよしって褒めるの。

ソクラテスは確かに
その辺をうろつくよく喋る変人なんだけど、プラトンの書の中のソクラテスはいつもこんな。
前提を揺らす
問いかける
それ本当?って聞く。
そして、一緒に答えを探す。

ソクラテスは対話の人。
とにかく、対話。

リュシスとさらに話す。

友達ってなんだろ?ってなるのね。

私が一番ぐっときたのは
ソクラテスが

役立たないと愛されないのか?とか
役に立たないと友達じゃないのか?とか
リュシスと対話するの。

今でも通用する話よね。

ソクラテスっていうと
なんか偉い哲人
きっと難しいこといってるんだろう…
私には理解できない…
って思うかもしれないけど
そんなことなくて
ピュアな人でもあったし
人格者でもあったわけ。
難しいことは言ってないよ。
なんで?って聞くことを続ける人。
疑問をそのままにしなかった人。


ただ、これはプラトンからみたソクラテスであって
クセノフォンからみたらまた違うのよ。

でも、いきなり街で話しかけるってのは一致してる。
クセノフォンとの出会いも

ソクラテス、こいつ…

となるよ。

クセノフォンが街を歩いてるとソクラテスが道を塞ぐの←突然の迷惑行為をするソクラテス

◯◯(食べ物)はどこで買える?とソクラテスはクセノフォンに聞く←いやそんなの聞くまでもないだろ

そういうことを「しつこく」聞いた後最後に
では、立派な人になるにはどこへいけばいい?
と聞く
クセノフォン困る

ソクラテスは
では

私の弟子になりなさい

は??
え?なんですとー?
何を言ってんだ?こいつ
ソクラテスよ。何を言ってんだ…


後にクセノフォンは
師匠は人格者でしたと言ってるけど
人格者は街でナンパみたいに声かけてきて
突然我がの弟子になれとは言わんだろがい!!

プラトンの書からも
クセノフォンの書からも
ソクラテスの変人具合が垣間見えるのよ。
逸脱してるのよね。
とにかく、よく話す
うろついて話しかけてよく喋るのはそうみたいね。

ソクラテスが結構身近になったんじゃない?
今の時代生まれてたら街の名物おじさんだよwww

というわけで
プラトンのソクラテス像をたっぷり楽しんでから
クセノフォンのソクラテス像を楽しみます