耄碌じじいがまたでてきてみたぞ
ワシが地上を見てると
ほぅほぅほぅ
周りの目を気にするものが多いの
他人の目が気になるのか?
どうなのかの
ほぅほぅ
好かれたいのかの?
よく思われたいのかの?
ほぅほぅ
ほう…
それで人に媚びるのだの?
人の目を気にして
人に好かれたいから
人に媚びる
なるほど
そういう仕組みかの
ワシから言えることは
人の目を気にして
好かれたいから
人に媚びていては
信用をなくすぞ
信用ならん
そうではないか?
みなは媚びてこられて嬉しいか?
どうだ?
おべっか使われて嬉しいか?
されたいか?
ワシはされたくないの
知っての通りワシは
余計なことをしない
自分を偽ったり
必要以上に自分を装ったりせず
宇宙の在り方の如く
自然の如く
あるがままでいる
という話をした
だから、ワシは人に媚びることはせんのぅ
そんな無駄なこと
不自然なことはせん
地上の者はよくしておるのぅ
ワシのように生きたら
やってられんと思っておるのぅ
世の中媚びることも必要だと思っておるのぅ
そうかそうか
みながそう思うなら
そうなのだろう
ただ、それでいいのかの?
自分を偽って生きててよいのかの?
よいならよい。
自分を偽る人生が自分の人生というならそれでよい。
ワシはそれ以上何も言わん
もし、偽るのをやめたいというなら、アテナや巫女のように
自分の内側に入るという方法を試してみるのも一考
ただ、両名にしな垂れ掛かっては内側に入っているとは言えんの
ならば、ワシのように
自然の中に身を置いて
自然の営みから己を顧みるのもまた一考
自然は何も飾らぬ
ありのままで
そのままで全てがうまく回っておるぞ
まあよい
ワシもどうやら少数派ゆえ
ワシのいうことなど聞かん!という者のほうが多いだろう
それでも構わん
みなも好きせよ