エリッククラプトンのLayla聴いてたら何故かお勧めに「七人の侍」の紹介動画が出てきた。

そういえば、最近映像系のこと書いてなかったなー

私一応元プロでして
短い間だったけど、いろんなことやりました。
日本人なら誰でも知ってる監督の作品のメイキングにちょっぴり関わらせてもらったり他にも色々。

そんな私が今の映像を見てみると…

やはりプロはすごい。
今いろんなプラットフォームで誰でも映像出せるけど
カメラワーク
画角の作り方
フレームの中のもろもろの配置
照明
人の動かし方
これが本当に違う。
オールドメディアと揶揄されるけど技術はやはりすごいよ。

あとは、編集ね。
編集が一番差が出るかなあ。
もちろん、内容が面白ければ技術を凌駕するんだけど
なかなかコンスタントに一定の内容を送り出せない。
そこもプロの凄さ。

あ、編集でいうと
北野武のアクション映画ね。
編集としてみると
0.2秒0.3秒カットを切るのが早い。
アクションだからすごい目立つ。すごいわかる。
これは「北野流」と言われて逆に絶賛されたらしいけど本人は編集なんてわかんないから適当にやったらこうなったと言ってたね。
やっぱり。
1カットのどこを切ってどう繋がるかって案外難しいんだよね。

いろんなプラットフォームでの動画みてると
やはりカット際に対して「?」と感じる時がある。
はやかったり遅かったりして「?」となる。


映像ってみなさんに見てもらうのが前提だから
「わかりやすく」が当たり前。
となると、客観性が不可欠。
でも、主観も必要。
そして、観客に答えを渡さない。
見てる人に「あなたはどう感じますか?」と委ねる。
これしないと
自己満足の映像になる。
何にも伝わらない。
だって、客観しかなかったら見てる方は投げっぱなしされた気になるけど
主観だけだとしらける。
ホームビデオで十分では?と思っちゃうよ。
答えを押し付けられても、ね?
だから、映像作る人自身が自分の奥深いところまで内省したり何かしないとそこまで至らないんだよね。

黒澤明がすごいのはそういうところ。
「乱」なんで救いがないエンディングのように感じるけど、生き残った人の人生は続くんだよね?と余韻もあるし、見てる人に考えさせる面もある。
余白があるんだよね。
その余白を押し付けてない。

私も企画したりシナリオ書いたりいろんなことやったけど、その辺は気をつけたし大御所の先輩方から直々に教わったよ。

みなさんの中で
ソウルワークとして映像にいく人いるかもしれないけど、案外大変だよとだけいっておこうかな。
前にも書いたけど
この家族は仲良しですよ
不仲ですよ
っていうのを
歩かせるだけで映像の中で表現できるんだけど、
仲良い家族なのに不仲な家族の動かし方すると内容おかしくなってうまく伝わらなくなるんだよね。

映像で伝えるのって誰でも今はできるけど
誰でもできるからこそ難しい。

今私が映像のソウルワークやってないのは
手を出したらめっちゃ凝るから。そして、止まらないから。
どこまで凝るかわかんないくらい凝るよ。
いつかやる時が来るかもしれないけど、まだその時期じゃないし
映像プラスもう1段階あるかなーとなんとなく感じてる。