では、私からも少しお話をいたします。

今地上界にあるギリシア神話は歴史に即しているか?と問われたら
部分的にはそうであるし
部分的にはそうでない
と答えます。

私たち、つまり
我が父ゼウスが生まれるより前にも立派な王はいましたし
我が母ヘラと私はデルフォイに行ったことがあります。
ですから、デルフォイは最初からアポロンが神託を授けていたわけではないのです。

ヘラと私はアポロンより前の神から神託を授けていただいたことがあります。
つまり、その頃にはデルフォイの巫女がいたのです。
そして、ヘラは巫女ですから神域のデルフォイでヘラ自身も神託を受けることができました。

しかし、そういうことはギリシア神話には残っていません。

我々より古い時代のことと我々の時代と一緒になって語られています。

ただ言えることは
大きな戦があったのは間違いありません。
その戦に私も赴きました。
我が父ゼウスや兄弟のハデス、ポセイドンも共に戦ったのですが…

こちらに叔父のポセイドンが時々姿を現すようになって私は安堵しております。
叔父荒くれ者でありましたが、本来のびのびとした心根は優しい人でした。
なのに、戦が介在することで兄弟間に亀裂が入るようなことなってしまったのです。

身内の恥ですが、この話で魂のドアが刺激された人がいるかもしれませんね。

今は私も叔父ポセイドンと話すことがあります。
荒々しいのはそのままですが、膨大なエネルギーを持ちつつもおおらかで優しく
世界や地球のために自分の力を使いたいと常日頃からあつく語っております。


時々、私アテナが紡ぐ過去のギリシアの話をしてみましょうか?
アポロンはあまりしたくないようですから
機会があれば私が朗らかに
話すことにしましよう。