※久しぶりにコメント欄解放したのでよかったら感想お待ちしてます
ものすごーーく大事なことこれから書きます
が!!
直接書くと角が立ったり誤解されそうなので
お話風に書きます。
昔々、ヨーロッパの人里離れた小さな村
そこは代々魔法使いが住む村
村の長老は魔法は使えないが、魔法使いを管理し教育するのに長けている
その長老はある時
村の中の一人の少女を見出す。
本人は気がついてないが魔法の才能があった
長老は見出し
少しずつ教育していく
きっとこのままいったら互い稀なる魔法使いになるだろう
長老は確信していた
故に、村を少女にとって完全な場にし
伸び伸び育てた。
少女自身は魔法使いになることがどういうことかあまりわかってないが
魔法使いの村にうまれたからには魔法使いがどのようなものかは知っている
でも、興味はあまりない
ただ、長老に教育されるにつれて自分には魔法の才能があることに気がつく。
だが、その価値についてもやはり興味がない
素直に純粋に
興味から長老の教育を受ける
長老としては実は
教えることはほぼない
少女のもっているものを引き出すことに集中した
少女は成長し
一人前の魔法使いになりつつあった
そんな時同じ村の中に
少女を慕う幼子が現れた
少女は「小鳥」と呼んで可愛いがった
小鳥は少女によく懐き
畏れつつも慕い
身の回りの世話を甲斐甲斐しく始めた
少女も小鳥をかわがった
小鳥は魔法の才能は全くないが無邪気で少女を癒してくれた
ただ、長老は少女のように小鳥を決して可愛がらなかった
ある日、少女が目を覚ましたら小鳥がやってきた
長老様がお呼びですよー
◯◯村から人が来るそうですー
少女はここで気がつく
長老の伝言は小鳥にはさせたことがない
正式な仕事依頼なのだから長老の代わりの大人が来て話をすることに決まっている
小鳥はその話をどこかで聞いたのだろう
子供らしく悪意なく
少女のためになりたくて
純粋な気持ちで話したのだろう
だが、明らかに一線をこえている
これは非常にまずい上に危険である
純粋だが、これはおいおい少女の領域を犯すことになる可能性を秘めている
少女はここで心を決める
今の小鳥はただ少女を慕い畏れている
だが、成長した時自分と少女を比べ少女への愛情故
嫉妬をする
少女は魔法使いだが
小鳥は才能がない
それにいつか悩み嫉妬する芽が既にあることに少女は気がついた
すぐに少女は小鳥をそばに置くことをやめ
用事を頼むようにした
品物をあそこに届けて
あの品をもってきて
数日かかるようなことを何度も頼む
極力そばにいさせない
それに気づいた長老は静かに動く
小鳥に他の村へ行けと言う
この村ではこれ以上成長できない
ほかの魔法の村の図書館で多くを学べ
優しく長老は小鳥にいった
小鳥は少女から離れたくないゆえ不満だが従うしかない
出発の日も少女に見送って欲しかった小鳥だが
少女は魔法の儀式がある
寂しさを覚えつつ
村から去る
三者出てきました
長老
少女
小鳥(幼子)
誰もがこの三者のうちの全てになり得る。
その時にどう考えてどう行動できるか
結構大事
私から見て
長老はよく人を見てるよね
流石
少女もすぐ気がついて自分をまもったのは素晴らしい
やり過ぎとかオーバーかもしれないけど、小鳥のような人以外にいるよ
小鳥も純粋で可愛いんだけどそれは子供だから許されることで成長したらこの距離感では許されないこともある。子供でも許されないこともあるよね。
皆様は三者にどんな思いがありますか?
自分ならどうするかなどなど秋の夜長のお供にどうぞ