アンドロギュノスのお話です。


私の元に
アンドロギュノスの彼が浮気してるかもしれない
という相談が時々きます。

不安だということですね。
アンドロギュノスの女性は特に不安になりやすく
揺れやすいですから
すぐ感情的になったり
不安になることがあります。

それは良いのですが
アンドロギュノスの彼が浮気するなどあり得ません。

あなたが他の男と浮気してなければ


アンドロギュノスの彼は
自分の内なる男性性の具現化です
自分の内なる対の投影です。
自分と肉体は別かもしれませんが、魂は同じです。
そこがピンとこない方が多いこと多いこと。


みなさんはアンドロギュノスを通常の恋人の延長線上のように捉えている
或いは、アンドロギュノスの構造をわかっていない
又は、飲み込めない

アンドロギュノスとは相性が最高のパートナー
運命の相手
という可愛らしく恋愛ごととなっています。

よくあるのが
彼が浮気をしたら
それは自分の彼への態度が良くなかったからだと「反省」しなくては
という方がいるのですが
それは単に、恋愛的な罪悪感と献身であり、アンドロギュノス的統合や繋がりではなく心理的依存です。

もし、彼が浮気をしていたなら自分の男性性と女性性のバランスが崩れていたんだな
男性性を信じきれてなかったなと
のように自分の内側のアンバランスに気づき整えることはあっても
「反省」は必要ありません。
ここに壮大な勘違いがあります。

内的現象を外的ロマンチック恋愛ドラマと解釈している。
ここなのです。
だから、自分が浮気をしてないのに彼が浮気していたら…?というありもしない想定で語ることができ
外的要因と絡め
必要のない反省の話をぶち上げるのです。

彼が浮気をしているかもと不安になる気持ちを否定しているわけでもなく
私がいくらいっても不安になってしまうのはわかります。

それはそれで仕方がないのです。

そのような感情とは別に
アンドロギュノスの本質や構造そのものを理解できるかできないか

ここも大事なポイントになります。