錚々たる方々を差し置いて僭越ながら再び私がこちらでお話をすることになりました。
粗相のないように気をつけて少しだけ言葉をここに置いていきます。
美しの宮が「境界」の話をしておりました。
では、こちらの世界はどうでしょうか?
アメノミナカヌシ、アマテラスのような高位の方々を拝見いたしますとわかるのですが
光の集まり
光の玉のように見えます
なんとなく畏れ多くて近寄りがたか感じます。
勿論、高位の方々はとてもお優しく私たちを突っぱねることなど致しませんが
しかし、あまりにも光が大きく強いので気軽に近寄るのは難しく感じます。
ですから、美しの宮がいう
「境界」を超えるのはありえません。
高位の方々でなくても
私たちであっても
それぞれが発している光の内側に入ることはしません。
光の範囲がそのままその人そのものだからです。
地上ですとその方の光がどの範囲までがわかりませんね。
だから、境界を超えてしまうのだと思われます。
私たち神道系は相手に失礼のないように
「光の玉」に近づきすぎないようにします。
相手の領域へ簡単に足を踏み入れるのは失礼な行為です。
神道系は秩序、礼節、調和を重んじますから。
さて……日本は大勢の意思が同じではないかと言われることもありますが
私が地上にいた頃もこちらの世界は戻ってもそのようなことはありません。
真に相手を尊重し
無理に統一した価値観を作り、他人に押し付けることはしません。
ご存知の通り
アメノウズメの舞のようなのびのびと晴れやかなのが神道系です。
スサ( ˇ෴ˇ )のような暴れん坊がいるのが神道系です。
神道系の「和」は
みんな一緒の「和」ではないのです。
八百万の神がいると言われてますね。
それぞれ異なる神が存在しています。
統一されていません。
でも、それぞれに在り
異なることが前提の八百万の神です
本来の秩序、礼節、調和は
相手を尊重し
それぞれの違いも尊重し
その中で生きていくことなのです。
なので、境界線を超えて
というのは在り得ません。
アメノミナカヌシ
タカミムスビノカミ
カミムスビノカミ
アマテラスノオオミカミ
書ききれないほどの神々が神道系には居られますが
それぞれキラキラと独特の光を放っておられます。
そのような捉え方も皆さんの中に加えていただけたらよいのかと存じます
拙い私の話でよかったのでしょうか。
前に出る方を勧めてくれたニニギノミコトや美しの宮を示し、締めたいと思います。
ありがとうございました