私はユング心理学については全く知りませんが
wise old woman やソフィアについて言わんとすることはわかります。
全てのことに当てはまりますが成熟するということは
ある意味、老いることと似てるかもしれませんね
ここで美の女神として
老いることについて語ります。以前も話したことはありますが、また改めて話します。
地上は全てが移り変わりますから、この瞬間というものは掴むことができません。
流れゆく時の中に身を任せるのが地上の世界です。
しかし、皆さんは若さを求めます。
不老不死を求めますね。
でも、私は美とは若さだけではないと言いましたし
若さを失った時こそ真の美しさが問われると言いました。
覚えてますか?
若さは勢いの美しさ
老いは余裕や芳醇、成熟の美しさです
それは皆知っているはずなのに何故か若さこそ全てになってます。
成熟ではなく未熟を好み
老いではなく若さを好む
若さとは若葉や花のことです。
確かに美しい。
でも、その後花が成熟し、実になりますね。
その実をみなさんはいただいてます。
花は見て楽しむことができますが、実は自分に取り込んで栄養になります。
花を愛でるのはいいですがやはり食べたいですよね?
花より団子ともいいます。
ですから、若さばかり求めたり
一時の美しさを永遠にしようして苦しむことがいかに不自然かわかるでしょう。
いくら20代で美しくても80歳90歳になったら
20代の頃の美しさは無くなります。
でも、20代にはない美しさがあるのです。
それに気づかなければなりません。
成熟が作り出す美しさがあります。
それをぜひ忘れずにいてください。
どの肉体年齢でも
どの瞬間でも
それぞれの美しさがあるのです。
それを光らせてください