みなさんの国から遠い遠い西の土地
それも数千年も前

ある男が神に名前を問いた時
神はゆっくり

私はある
私はありてあるもの
私は私である

そう応えました。

みなさんには馴染みが薄い遠い西の土地の神であり
知らずして一生を終える人も多いでしょうが

私はある

私はいるではなく

私はある。
私はあるから私だ
私はただあるものだ

時空を超えた存在を感じます。
つまり、単なるその地方の一神ではなく
普遍的な存在
存在そのものとしての神を言い表しています。

さて、ここまで縁の薄い神の話をしてまいりました。

日本の皆さんには
アマテラスや立派な神道の神々がおりますが

私はある

という言葉に
アマテラスの存在に近いものを感じることができるでしょう。
アマテラスも「私はある」「ただある」ですから。


砂漠の土地の神と森林深く水の多い国の神に共通する部分があるのは興味深いですね。

神理は一つなのです。
みなさんもアマテラスの存在をみて「ただある」を身近に感じられる幸せな人たちに違いありません。