いつも突然始まる対話式メッセージ。
今日はなんと老子。
老賢者そのものの老子です。
こんばんは。
突然の来訪ありがとうございます。
いつもそんなに堅苦しく話しておらんがの。
そうですね。
今晩は老子さん、老子様?
あ、老子が既に老先生の意味だから老子でもいいのか。
老子に聞きたいのは
在り方についてです。
私から見ると、老子は泰然自若に見えます。
そういう在り方をしているからですかね?
ふむ。
そうあろうとしてそうなってるわけではないの。
なっているからなっている。それだけのこと。
そう言われてしまうと対話も終わってしまいますので
何かもう少し話してください。
ワシが泰然自若としているように見えると言ったが
それは無理をしてないからとも言える。
どこも過不足なく
無理せず
流れるままに
その中に身を置いておるだけのこと。
うーん。
老子は地上にいるときもそうだったんですか?
だって、地上ではいろんなことあるじゃないですか。
老子が地上にいた頃は戦争もあったでしょうし
今ほど平和でもないし
文明が進んでたわけでもない。なのに、そんな境地に至り、維持できたのは何故ですか?
ワシも若い頃は色々あったぞ。
生まれてすぐこうなったわけではない。
しかし、ある時気がついたのだよ。
無理をしてもうまくいかないということをな。
人生には大きな流れがある。
それに逆らってはうまくいかん。
流れのままに人生を歩めばいいだけのこと。
それをしたまで。
人生に達観しすぎてて
ひたすらご尊敬申し上げるとしか。
そうではない。
そうではない。
いったではないか。
ワシも若い頃はいろいろあった、と。
色々あったことを経て
どうするか、なのだ。
ワシはえらべることを知った。
人生に逆らうのか
大きな流れに沿うのか
それとの
よいか
せっかくだから、少しのコツを授けよう。
肉体を持っているものはみな自分の人生を自分のものだと思い込みすぎておるの。
自分の人生は自分の人生ではないの?
早まるな。
落ち着け。
焦るな。
よく聞くのだ。
自分の人生だと前のめりになるから無理をする。
自分の人生だと思うからなんとかしようとする。
以前にこの世はVRだと話しておったの。
それだよ、それ。
魂というエネルギーの一部が肉体というゴーグルをして天界と違う世界を味わっているだけのこと。
ゴーグルを外したらそれで終わりよ。
それだけのこと。
そうなると、焦ることもない。
肩入れしすぎることもない。
一歩引いて、この先どうなるのか
どう展開していくのか
面白がって見ることができるのではないか。
その状態をあるがままに生きるとも言えるの。
何も無理しない
何も抵抗しない
この世は一瞬だから
一歩引いて
自分の人生を俯瞰して見る。
ある種他人事として見るということですか?
それもありということであって全員そうすればいいということではない。
そんな考えもあるということよの。
多数派ではない。
多数派ではないけど
できませんよ、こんな高度なこと。
自分の人生を俯瞰して見る
というのはできそうです。
できない時もありますけど、できそうなことはやってみると楽になれそうな気がします。
在り方としては
幸せな自分であるとかそんなことさえも定義してないってことですよね。
ワシはもう幸せだからの。幸せであるという定義すら忘れておる。
在り方など考えたこともない
それは地上でもですか?
在り方いってよいのかわからんが
さっきも言ったように
無理しない
流れるままに
それが在り方かもしれんの。
最近の日本人は無理ばっかりしておるの。
だから、心の病も増え
若者は犯罪を犯す。
自然を見よ。
なにも無理などしておらん。
だが、強かに生き
循環し
相互関係があり
平和的に生きておる。
人もそれができないわけがない。
できないのは無理があるからだの。
できないことをやろうとしたり、人に強いたり
そんなことばかりではないかの。
それでうまくいくわけがない。
わかっているというが
本当にわかっているならしない。
だが、やる。
結局わかってない。
人は愚かよの。
最近は過剰に無理する人たちと「あるがまま」を変なふうに捉えて無法者が生まれてるようにも思えます。
極端に振れておる。
ワシはあるがまま
そのままとはいったが
無法者になれとはいっておらん。
あるがままであるならば
勝手に調和的になる。
なっておらんということは
あるがままでないということに気がついておらんの。
だから、老子はサラッと言いますけど高度な内容なんですよ。
高度ではないぞ。
赤子を見よ。
赤子が教えてくれる。
赤子のようにあるがままでいるのが最も良い。
大人は赤子を見習えば良い。
赤子は弱い。だが最も調和的であり強い。
西の国の賢者も子供のような心を忘れるなと言ったそうだがワシもそう思う。
大人はすぐ忘れるからの。
少しくらい知恵をつけたからって威張りおって始末に悪いぞ。
そんな知恵など自然の前では塵芥に過ぎん。
そんなもので競うでない。
愚かなことをするでない。
それも無理していることになる。
無理していいことなど何もない。
(心に染みてる)
いいお話が聞けました。
ありがとうございました。
巫女も無理せずともよい。
息子を亡くして地上時間でさほどたっていないのであろう。
辛い時は辛くてよい。
気持ちに抗わず
そのままでいい。
ソウルワークはしてもいいが無理はいかんぞ。
息子はこっちで楽しそうにやっておるからの。
なにも心配することはない。
よいか。
わかったかの。
結構図星つかれました。
参りました。
本当にありがとうございました。