みな久しぶりであるが
実は時々この巫女とは話をしておる。

すっかり日本の山と湖にご執心だが
ギリシャもよいぞ。

みなもギリシャに肉体を持った者も多くいるだろう。
ギリシャといっても
このポセイドンが生まれる前も栄えていた時代もある。その時に生まれた者いれば、我が兄弟と共に生まれた者もいる。
その後に生まれた者もいる。
とにかく、我がギリシャは長く栄えたゆえ
ギリシャを体験した者は多い。

だから、皆よ。
かつての故郷にくるがよい。
それは単に過去を懐かしむのではない。
そこから新たなことを学ぶのだ。

燦然と輝いたギリシャでも
今は見る影もない。
しかし、栄えたことはわかる。
皆が暮らしたことも
歴史が作られたこともわかる。
ワシもいた。

そのようなものに触れた時に新たなものが内側から溢れ出す。
それは心地よいものぞ。

そして、みなよ。
青き海を思い出すのだ。
風光明媚なこの土地を
この海を思い出せ。

その青が己の真実に導いてくれる。

スニオン岬にきたらワシはいつでも歓迎する。
青い海がいつも良く見える。
皆がよく思い出せるように
ワシはまっておるぞ。