みなさん、お久しぶりです。

私は初代伊勢斎宮としてアマテラスにお仕えした倭姫でございます。

いまニニギノミコトが
「巫女」というもの
目に見えない世界からの住人からの声を聞いてそれを地上の方に伝えるというもの
それは日本では昔から天皇家の近親者が請け負っていました。
私もそうでした。
このブログにもでてくる倭迹迹日百襲姫命も内親王でしたし、巫女でもありました。
他の国のことはよく知りませんが、少なくとも日本ではそうでした。

神の言の葉を受け取り、男性に伝えて言ったのです。

稗田阿礼は男性ですし、天皇家のものではありませんが天界の声を聞ける方で
尚且つ、天皇のそばにおり詔をうけ仕事をできる立場にいたのです。

男性でも神の声を聞くことができ、天皇のそばにいてつかえることができる方が昔はいたのです。

今とは違い、天界と地上が巫女を通してではありますがもっと近かったのです。

現代の方からすると
私も天皇家のものですが
巫女とはいえ普通の女性です。
そんな私がアマテラスをどこに祀るか、アマテラスの声を聞きたり、神道系の神を聞いたり、あちこちいきました。
つまり、当時の天皇が巫女という私を信じて日本の主祭神をどこで祀るかということを任せてくれたのです。
それだけ巫女という存在は身近であり、信用された存在でした。

神道系の女神は巫女体質の方が多いのです。
それもあってなかなか今の地上にでたがらないのです。
どれほどよいメッセージを受けても信じてもらえないと思い、ならば地上にでるまいと神道の村で暮らしている女神もいます。

みなさんの魂には、ムーやレムリアの記憶がねむっております。
その時にもやはり「巫女」が政治の中心にいて神の言葉を伝える仕事が成立してたのを魂は覚えているはずです。


今はすっかりそれがなくなり、アトランティス末期のようになっています。
アトランティス末期というのは大陸が沈む前という意味でます。
神を信じないものが大手を振って歩いている社会です。

私は初代斎宮として
神道系の女神の一人として
ニニギノミコトの「記紀語り」をこれからもみなさんと楽しみに聴き、日本の神を知り、日本の成り立ちを知り、日本の様式美を知り
そして、日本人という自分を知る一つの道標にしていただきたいのです。