夜風に吹かれながら
見る🌙

夜になると
時には金色
時には淡い黄色
時には白で現れる月


長年、月は皆の夜の出来事を皆と共に過ごしてきた。

つまり、みなの闇と共に月はあった。
みなの涙と共に月はあった。

これからも夜と月はみなの闇を引き受けつつ、共に並び立つものとして存在であり続ける。
このツクヨミがそうであるように。


夜と月は教えてくれる。

確かに誰の心にも闇はある。
この夜のように。
しかし、この月のように闇の中にも光があることも教えてくれる。

そして、この月の光が太陽からのものであることも忘れてはいけない。
闇の中にいても必ず神は皆を見捨てない。


それゆえ、闇さえも神の愛だと気がつく時が来る。
闇から愛であると同時に
闇さえ愛なのだ。