巫女のオール陰生活を見て不安に感じた人がいるようです。

やはり、自分本来に戻るということにも不安になってしまうのですね。

普賢のメッセージにもありましたが、今はたくさんの服を着て本当の自分でない自分を人に見せ、自分でもそれが本当の自分だと思ってしまってる。
だから、本来の自分を知るのが怖いという人がいるようです。

そこをもう少し私アテナと探っていきましょう。
きっと今の皆さんは「綺麗な服」を着ているのだと思うのです。
だから、脱ぎたくない。
綺麗な服を着てる自分こそが本当だと思いたいのでしょう。

私は女性ですから、着飾るとか美しくするとか
そういうことに関しては否定はしません。
女性が化粧もせず、顔を洗わず、髪の毛にも櫛も通さずそのままがいいんだ
というわけにはいかないのもしっております。
私もギリシャ時代、父ゼウスの娘、王女出会ったわけですから、儀式などではそれなりに美しく着飾っていた時もあります。
だから、綺麗な服を着ること自体は否定はしませんが、本来の自分がわからなくなるほど着込んでしまったり、厚化粧をするのはどうなんでしょうか?

必要以上の厚化粧や必要以上の綺麗な服の着込みすぎは、中に潜んでいる本来の自分がでてくるの怖いからではないでしょうか。
どんな自分がでてくるのかわからないから。
綺麗な服をきてる自分からしたら容認できない自分かもしれないから。


どうでしょうかね。

どんな自分でも良ければ
さっさと身軽になれるはずなんです。
でも、普賢の話を聞いてもなおもかたくかたく着込んでる人がいるのをみると
理想の自分と現実の自分との間に乖離があるような気がして怖いのかもしれません。

理想の自分じゃない自分だから嫌なのかもしれません。


私の話をしましょう。

私はアテナとして生まれた時、軍神アテナと呼ばれるほど猛々しく
兄弟のアポロンは逆に内向的で大人しかったのです。
兄妹で男女逆ならよかったのにと言われたり
アポロンに至っては、ゼウスの子にしては内向的すぎる、ゼウスの本当の子なのか?とも言われたこともありました。
アポロンも悩みましたが、私も兄妹のアポロン
それも王子がそこまで言われることに憤慨することが度々ありました。


その頃の私はかなり「陽」であり、アポロンは「陰」でしたね。
男女で違う面を強く出す魂の成長の時代でした。

私は帰天してから
もう自分の「陽」を強くだすのはあまり好きではないことがわかりました。
もちろん、ミカエル直伝の軍神アテナとしての役割はありますが、「陰」的な軍神アテナがいてもいいのではないか?と思ったのです。
もちろん、人には陰陽ありますが、アテナというとどうも陽が強く、猛々しいとか強いとか荒々しいとか
そんなイメージばかりなので、私は本来の自分をこれからは出していこうとアテナ以降の転生輪廻では
荒々しさや強い陽は出さない人生にしたのです。
選択したのです。

私としては強い陽である自分も自分の一部ではありますし(アンドロギュノスですからそれはマヌの部分かもしれません)
否定はしてませんし、好きな部分ですが
女性としては「陰」として一生を終えたい
軍神をやるにしても「陰」の強い軍神をやってみたいというふうになったのです。

私アテナもこのように各転生を通していろんなことを学んできました。
なかなか本来の自分というのは地上にうまれて試してみてみないとわからないのです。
それもよくわかります。
でも、今は私の頃とは違います。
情報も溢れ、実践すればすぐに本来の自分、本当の自分に戻れるようになっています。
そのような時代なのです。
天界がみなさんに気がついてほしいからそのようにしてあるのです。

本来の自分が今の自分からみてとても受け入れられない自分だったとしても
それも自分なのです。
かわいいかわいい自分なのです。
勝手に受け入れられないと思ってるだけで他人から見たらとても可愛らしいと思ってくれる部分かもしれません。

本来の自分を見つけるのは怖いし大変かもしれませんが、それは誰でも通る道なのです。
私も通りましたし
天界の菩薩以上のものはみんないろんな形で通っております。

自分が何者かわからずに他人の指導などできないからです。

自分をよく知って
知り尽くし
制御し
律し
可愛がり
慈しみ
愛してから
では、多少ならば人のお世話ができるかしらという話になるのです。

それくらい自己との向き合いや本来の自分に行き着くこととは重要なのです。

このアテナも通った道ですし、転生輪廻で学んだ大切な智慧です。

みなさんもどうか怯まず
挑んでほしいと切に願っております。