またガタガタ言うワシ( ˇ෴ˇ )が出てきて
ガタガタ言うが
気にせんでくれ( ˇ෴ˇ )

好きなこと言って
サッと帰る故
みなも
サッと聞いて
気にせんといてくれ( ˇ෴ˇ )



みなが好きなものをワシはよく知っておるぞ( ˇ෴ˇ )

皆の好きなもの( ˇ෴ˇ )

それは恐怖と不安だ( ˇ෴ˇ )

そなたらは好きであろう。
もう好きで好きで
片時も話したくない( ˇ෴ˇ )
寝る前も話したくなくて
それで寝られなくなって
あー寝られないといって病院へいくほど
不安と恐怖が好きだな( ˇ෴ˇ )



よいか。
そもそも、不安と恐怖なんてものはない( ˇ෴ˇ )
ワシは詳しくないが
新生児、赤子にとって
唯一の恐怖というものがあるらしいが
他は恐怖に感じないらしい。
それは地上をしらないからかもしれぬが
本当に不安と恐怖というものは地上にはない( ˇ෴ˇ )

だが
だがな( ˇ෴ˇ )
神は面白い。
ないものなのに
不安と恐怖を容認した。
不安と恐怖があると
人は様々なことに気がつき
地上での知恵がうまれる。

赤子をみたらわかるが
彼らは段差を知らない。
美しの宮も孫を見て面白がっていたが
段差を知らないからそこで転ぶ。
そうなると段差にであうと気をつけようとか注意しようとか
親の手を繋いでやり過ごそうとする知恵がでてきたり
中には怖いと感じる赤子も出てくるかもしれない。

だから、不安と恐怖は別に不安と恐怖ではない。
単なる不安と恐怖に過ぎない( ˇ෴ˇ )

我々の知恵を引き出したり
地上での生活をより良く過ごせるためのひとつの道具としての役割を担ってるものにすぎない。

しかし、中には不安と恐怖が好き過ぎて
沼にハマり
握りしめ
抱きしめ
離さないものがいる。

中には、不安と恐怖がないと不安だというイかれたものもいる。
まあ、美しの宮がそうだったな。
不安じゃないと不安だというイかれた考えだった。



不安や恐怖に飲み込まれるものがいるのをワシは知ってる( ˇ෴ˇ )
だがな、不安と恐怖でさえ地上を生き抜くツールなのだ( ˇ෴ˇ )


ワシを見てみよ( ˇ෴ˇ )
八岐大蛇とたたかったのだぞ( ˇ෴ˇ )
大抵の人は八岐大蛇とは戦わないだろう。
言葉も通じない、己より大きいものと対峙し
打ち負かす時の不安や恐怖たるやどれほどだったか
みなも想像してみよ( ˇ෴ˇ )

ワシだって不安や恐怖はあった。
だから、知恵を出して
ぬかりがないようにした。
それでいいのだ。
ワシは不安や恐怖はあったが、不安や恐怖には飲み込まれなかった( ˇ෴ˇ )


不安や恐怖が好きなものたちよ。
他にもっとよいものがあるぞ( ˇ෴ˇ )
それを愛でろ( ˇ෴ˇ )

不安と恐怖に飲み込まれているものたちよ。
単なる地上でいきていくツールに過ぎぬものに飲み込まれるな。
不安と恐怖は利用するものであって、振り回されるものではない( ˇ෴ˇ )

こまったらワシを思い出せ( ˇ෴ˇ )

よいな( ˇ෴ˇ )