私は美しの宮の気持ちや記事を読んでいろいろ思うところがあります。
私はヤマトタケルの妻として帯同し
某所で嵐に遭い
我が身を捧げ、嵐を沈めました。
これは自分の身を投げ出すほどヤマトタケルを思う心が素晴らしいと絶賛されましたし、しばらくはそのように言われてきました。
しかし、私は今思うことがあるのです。
私は純粋にヤマトタケル様のために
嵐を沈めるために
身を投じたのです。
全く打算はありませんでした。
だからこそ、嵐も静まったのです。
でも、本当に良きことだったのか
美しの宮を見るにつけ
考えさせられます。
先に死ぬものは先に天界に戻りますゆえ
さっぱりと帰れます。
しかし、残された方は身を引き裂かれる思いです。
私はそこまで考えませんでした。
私が身を投げる以外、穏便なやり方があったのかもしれません。
そうすれば、ヤマトタケル様もあれほど悲しむこともなかったと思うのです。
美しの宮の息子と私では違いますが、先に帰天した側
残された側とすると何か通じるものがあるのです。
この話はアマテラスやアメノミナカヌシとも話していきたいと思っています。