ツクヨミ「闇の男は
本当の女に会った時
太刀打ちできない。
光の女にはどうあがいても太刀打ちできない。
それを本能的に知っている。
それゆえ、逃げる。
いつか降伏するその時まで逃げる。
闇の男にとって
光の女は神聖そのもの。
闇の男の強欲で
その神聖さを汚したくない
そう感じている。
本当はその腕に
光の女を抱きたいのに。
そして、光の女もそれを求めているのに。
闇の男はどこまでも闇を背負いたがる。
光を光と仰ぎたがる。
その
己が作り出したゲームに飽きるまで
それは続く。
光の女はそれを
見守るしかできない。
闇の男よ
逃げたいなら逃げよ
決して光の女からは逃げられないだろう
何故なら、闇は光あるところに存在するものだから。
それに気づくまで
逃げよ