ポセイドン「アモールが
愛だ
愛だ
といっておったな。

殊勝なことよの。

ワシか?
ワシも少しは愛について語れるぞ。
だが、性に合わん。

ワシは海神で戦さの神ゆえ
愛とは逆のところにおるかもしれぬな。

アモールの話を聞いてさっぱりわからんと思うものもいて当然だろう。
いいのだ、それで。

ワシみたいな荒々しい神も地球におる。
全員がアモールみたいな愛にを唱えるものばかりではバランスが悪いからのぅ。


ワシのようなものは
アモールの愛がスムーズに流れるような土台づくりをするのが役目よ。
三次元的に国を平定し
そこに平和をもたらす。
愛だ、愛だといっても
戦乱では愛といっておられんからな。
その地を平定し、一定の価値観
ワシの時代で言えばギリシャの文化文明を周辺国に広げる。
そうすると共通認識ができ、安定してくるのだ。
それありきの
愛や芸術なのだ。

日本でいうと明治維新の頃を思い浮かべてもらうとわかりやすいのぅ。
国がワサワサしているときは我らの仲間が多数地上に降りて安定させる。
まあ、ワシらも天界でそっくり返って寝ているわけではないぞ。


なにが言いたいかというと
いろんな役割があるということだ。
愛を唱えるものあり
はたまた、愛を唱えるものたちのためにその地を平定するものあり。

そういうことだ