ビバ、ザ・マスターズ2012!ライブもやったよ。 | 東京ベイ・ウインドサーフィン・ブルース

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東京ベイ最深部・検見川浜のほぼ定点観測記。観測者はNPO法人日本プロウインドサーファー協会登録会員Sail No.J45畔上昭仁。

ザ・マスターズ2012、出場してきました。

千葉からの参加がいつもより少ない印象で、
スティフからはなんとわたし一人。
一時期は大勢で参加してにぎわっていたのにちょっと寂しいです。
やっぱり震災とかも響いているでしょうか。
千葉も被災地ですからね。
わたしのマンションでも駐車場の屋根が崩落して
車が一台、つぶれました。

でも、レース会場にくれば、知った顔がたくさんあります。
昨年は震災の影響で中止だったので2年ぶりの開催。
つまり2年ぶりに会う顔もあったりして、
いつもとは少し違う感慨があります。

告白すれば、わたし、今回のレースのための準備はほとんどできませんでした。

「レースは、その前の準備こそ本番、レースそのものはご褒美の付録だよ」

という私の言葉を聞いたことのある人は、「なんだ」と思うかもですが、
「自分はウインドサーファーである」というプレゼンスを
なにより自分に示すために出た大会です。

マスターズに出てみて、思ったことは、
「本当にこの人たちはマスターだな」
ということです。

たとえば、レースのスタートをとってみても
大ボケをかます選手がいません。
多少の早い遅いはありますが、みんなそれなりのタイミングでかたまってスタート。
そんな話しを石丸謙二郎さんに話すと、
「そうだね、レースマナーはとても高い」
と言ってました。

出場資格が40歳以上ですが、ここに出場しているマスターたちは
人生経験、ウインド経験、レース経験、それぞれの経験値がみんな高いのだと感じました。
そして、そんなメンバーと一緒にレースできることが嬉しく思いました。

レース運営もとてもわかりやすかったです。
初日はダブルエリミネーション方式だったのですが、
オートマチックスタートのところはそれで、
んで、順位とかを確認するために本部に戻ったほうがよいタイミングでは
ちゃんと流れを切る…などなど、ほんと、やりやすかった。

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この名前入りで、勝ち上がりがわかるヒート表は
作ってくれた人の手間を考えると、ほんと感激ものです。

んで、大会の写真ですが、岩崎プロのブログから拝借します。
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これはあるヒートのスタート風景。
グダグダしてない、きれいなスタートですよね。
どのヒートもこんな感じです。

ちょっと私の写真も
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いろいろな遊び心があるのもマスターズの特長。
たとえばこの人、優勝経験もある井上隆さんですが、
エントリーで生年月日を300年間違えて書いたということで、実行委員長からペナルティを受けました。
それは、レース中、このちょんまげをすること、外したら失格、というもの。
レース中、このちょんまげに追い抜かれると、ちょっと気が抜けますが…。

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夜はソレイユの丘でパーティ。
わたしは、今回、ライブもやらなくてはいけません。
これも、わたしのレースの一部。
心をこめて唄いました。
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みなさんも楽しんでもらえたと思います。
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二日目に協賛会社から配布されるのが豚まん。
これが肉汁たっぷりで、個人的にはピザーラカップで配布されるピザ以上ではないかと…。

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レースですから、ラクなことばかりではありませんが
そんなのも含めて、やっぱり楽しいです。
自分のいろいろなものを再確認できたし、
やはりマスターズは特別な感じですね。