北東の風が吹くまえに… | 東京ベイ・ウインドサーフィン・ブルース

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東京ベイ最深部・検見川浜のほぼ定点観測記。観測者はNPO法人日本プロウインドサーファー協会登録会員Sail No.J45畔上昭仁。

地震以来、ウインドサーフィンをする気がまったくおきません。

青空を見ても心が弾みません。
黄色い菜の花を見ても胸がときめきません。

3月11日以来、すべてが変わったのです。

また、ウインドサーフィンをしたくても、
検見川浜は現在、閉鎖されています。
各施設に地震の被害が出ているのです。
自転車で見に行きましたが、
1~2週間での復帰はむずかしいでしょう。

ところで、東北地震で発生した原発危機。

おかげで1日たりともゆっくり眠れません。

おかげで、「原発ってそもそもいるのか?」
ということを考えるきっかけになりました。

今のところ、わたしの考えは
「危険のない原発ならいいけど、
 危険のある原発ならいならい」
です。

つまり、「現状の原発はいらない」です。

また、危険だけでなく、コストも高すぎます。
発電所の建設や安全管理コストだけではありません。
使用済み核燃料の処理コストを考えると気が遠くなります。

たとえば日本が誇る(?)増殖炉「もんじゅ」ですが、
その建設費は最終的に1兆円を超すといわれます。
しかも、運用に失敗している現在、
「冷やしておく」費用だけで1日5千万円以上ともいわれます。

「2兆4000億円以上つぎ込んで年間維持費が500億、それで発電量ゼロ」
という人類の英知の固まりであります。

ここで当然でてくるのが、
「原発なしで日本はやっていけるのか?」
という話です。

「なけりゃないでやっていくでしょ」

というのがわたしの考えです。
乱暴ですか?

まあ、いちおう具体的な話も少しかいておきます。
ひとつは節電があります。
今、節電でいろいろ電気が消えてますが、「こんなもんでもイイんじゃない」と思ってる人、いませんか。
それに、たとえば日本中の白熱電球をLEDに変えたら、それだけでもすごい節電になります。
もうひとつは自然エネルギーによる発電です。

「自然エネルギーによる発電なんてちゃんちゃらおかしい」

という意見もたくさんあるでしょう。
けれど、基本的、自然のエネルギー量の膨大さは、誰でも知るところ。
それを人間が利用可能なエネルギーに変換する「技術」があればよいわけですよね。
「まったく安全な原発」を作るよりも、こちらのほうが近道な気がするのですが…。

たとえば、日本同様の温泉大国、アイスランドでは、地熱発電で20%をまかなっているそうです。
しかも、その設備は日本製。

このあたりの話は、こちらのページにわかりやすくまとめてあります。
http://ameblo.jp/aries-misa/entry-10837602265.html

また、ちょっと先になるでしょうけれど、「超伝導」が実現すれば、
サハラ砂漠で太陽発電した電気を、輸送中のロスなく世界中に運べることになります。
ええ、もちろんまだ夢の話ですけど、石油利権や原発利権の邪魔がなければ、
意外と早く実現するかもしれません。

しかしながら、そういった世論の形成はむずかしいところがあります。
というのも、マスコミやメディア、官僚組織はみな原発・電気産業界と仲良しだからです。

http://twitpic.com/4d4v3f/full  ←こんなリストを見たら、
マスコミからまっとうな原発批判はむり、と思ってしまいます。
さらに、東電はマスコミに莫大な広告費を払っていますから、
面と向かった東電の批判もマスコミはできませんね。

新聞やテレビ以外の手段から情報を収集し、自分で判断する必要があります。

ともあれ、福島原発、一刻も早い収束が望まれます。
できれば北東の風が吹く前に…
これ、本気のお願いです。

北東の風が吹くまえに…。
http://transport.nilu.no/products/browser/fpv_fuku?fpp=conc_I-131_0_;region=Japan