奈央の勤めるフロアには女性入居者が7名男性3名。
職員は7名、リーダーの酒田、副リーダーの吉田、ヘルパー2級の山田。
あとは奈央らを含め免許を持たないスタッフで構成されている。
ホーム長の室井は人気のない四階によく仕事をしているため、スタッフのヘルプにはよく入って仕事をしている。元、自衛隊で、まじめであるが、スタッフの相談にはよく分かったけど今、会社はこうだからと、すぐ理屈っぽくなる。また、よく、知ったかぶりをして医療行為でも、危険な行為があり看護師もスタッフも続かないことが多い。
スタッフの津村容子38才。両親は小学生のころ離婚し、働かない母親に育てられ本人も離婚し、現在も息子が登校拒否となる。
完璧主義だが自分が一番働いていると、常に不満を漏らし、入居者にも厳しい。影のリーダーで彼女らににらまれたらここでは働けない。
スタッフの岡本ふみ。58才。最近入ったが、津村の影響で、入居者に
対する暴言が多い。
脳出血になり、右麻痺があるつねさん。
車椅子の生活となり、以前のように言葉がでなくなり、起立もできないが、リハビリにより少しは左手で、スプーンを持ち食事や水分が取れるようになった。
比較的認知症状の軽いたきさん。
物取られ妄想があり、スタッフに対しての不信感をあらわにして、ヒステリーを起こす。
全身に緊張が強いあきさん。
歩行は全くだめで、車椅子で、過ごす。不安もあるためか、大声を出し夜間不穏もある。
奈央が今、一番気になっているのが、津村の暴言だ。
食事の遅いつねさんに対して津村は、「早く食べなさいよ。なんで、エプロンにこぼした物をひらってるの?」と大声でどなっている。そしてひたすらかたずける手をとめないのである。
ある時、奈央は、体調不良のため食堂に出て来られない入居者の介助をしていた。すると食堂からヒステリックな声が聞こえた。気になり、介助の手を止めて見に行くと津村が、たきさんに向かってヒステリックに叫んでいた。
一瞬目を疑った。たきさんは下を向いている。「あんたのせいでどれだけみんなが迷惑してると思うの。いい加減にしなさいよ。ふざんじゃないわよ。」
その日たまたま夜勤明けで残っていたスタッフの伊藤に、話を聞いてみた。
伊藤は「たきさんが食堂で、たまたまヒステリックになったんで、津村さんが飛んできて、ああなったのよ。」と。
職員は7名、リーダーの酒田、副リーダーの吉田、ヘルパー2級の山田。
あとは奈央らを含め免許を持たないスタッフで構成されている。
ホーム長の室井は人気のない四階によく仕事をしているため、スタッフのヘルプにはよく入って仕事をしている。元、自衛隊で、まじめであるが、スタッフの相談にはよく分かったけど今、会社はこうだからと、すぐ理屈っぽくなる。また、よく、知ったかぶりをして医療行為でも、危険な行為があり看護師もスタッフも続かないことが多い。
スタッフの津村容子38才。両親は小学生のころ離婚し、働かない母親に育てられ本人も離婚し、現在も息子が登校拒否となる。
完璧主義だが自分が一番働いていると、常に不満を漏らし、入居者にも厳しい。影のリーダーで彼女らににらまれたらここでは働けない。
スタッフの岡本ふみ。58才。最近入ったが、津村の影響で、入居者に
対する暴言が多い。
脳出血になり、右麻痺があるつねさん。
車椅子の生活となり、以前のように言葉がでなくなり、起立もできないが、リハビリにより少しは左手で、スプーンを持ち食事や水分が取れるようになった。
比較的認知症状の軽いたきさん。
物取られ妄想があり、スタッフに対しての不信感をあらわにして、ヒステリーを起こす。
全身に緊張が強いあきさん。
歩行は全くだめで、車椅子で、過ごす。不安もあるためか、大声を出し夜間不穏もある。
奈央が今、一番気になっているのが、津村の暴言だ。
食事の遅いつねさんに対して津村は、「早く食べなさいよ。なんで、エプロンにこぼした物をひらってるの?」と大声でどなっている。そしてひたすらかたずける手をとめないのである。
ある時、奈央は、体調不良のため食堂に出て来られない入居者の介助をしていた。すると食堂からヒステリックな声が聞こえた。気になり、介助の手を止めて見に行くと津村が、たきさんに向かってヒステリックに叫んでいた。
一瞬目を疑った。たきさんは下を向いている。「あんたのせいでどれだけみんなが迷惑してると思うの。いい加減にしなさいよ。ふざんじゃないわよ。」
その日たまたま夜勤明けで残っていたスタッフの伊藤に、話を聞いてみた。
伊藤は「たきさんが食堂で、たまたまヒステリックになったんで、津村さんが飛んできて、ああなったのよ。」と。