気だるい夏の遅い朝
パジャマのままで窓辺に寄りて
朝の樹々と木漏れ日を見る
繰り返し揺れているレース模様
不思議なことに
何処かから煙草の匂いがする
誰もいないはずなのに
庭で見知らぬ鳥が鳴いた
時間はまだゆっくりとしか歩き出さない
遠くで熱気が膨れ上がるような風の音
ラジオからサックス
板間の足の静かに望んでいる平和な一日
空は蒼いだろうな
道は乾いて人気がないだろうか
高い空の上の飛行機の音
朝から何かを懐かしむ月曜日
誰かが庭に降り立つ
今頃鳴ったノロマな目覚し時計
少しダブついた光さえ眩しい
幻のひとの肩を抱いて
ラジオを消して
新しい音楽を聴く
今日はこのまま何時迄も
キッチンで外を感じていようか
コーヒーのマグを手に持ったまま
Small Songs in a Small Kitchen by Adriano Fontana
