花の無心に 花の無心に吸い込まれ 時と我とを忘れれば 在ると在らぬと分けがたし 部屋の内なるや外なるや 花を観て花に見られて 香のごとくに花匂い来る 心ここに在らざるをこそ ただ生きてあると言うべし 冬の空気の凍てつける日も