弛(たゆ)むことのない色と
呼べるものがあるならば
それは
深い紫の
存在の芯まで染まった木蓮の
くすむと見えて萌え上がる
その色で
艶やかに装って笑む
静かな焔のようなあなたの色だと
近づいて言葉をかけることができなくて
まだ寒い春風に
そう伝えてと頼むほかはない
たおやかな尊崇の念を
我がものとしてやまない
その花に
風のくちづけを送りたき日
呼べるものがあるならば
それは
深い紫の
存在の芯まで染まった木蓮の
くすむと見えて萌え上がる
その色で
艶やかに装って笑む
静かな焔のようなあなたの色だと
近づいて言葉をかけることができなくて
まだ寒い春風に
そう伝えてと頼むほかはない
たおやかな尊崇の念を
我がものとしてやまない
その花に
風のくちづけを送りたき日

