福島原発事故独立検証委員会 調査 検証報告書を見ていると、エリートパニックという言葉が出てくる。初めて目にする言葉なので調べると、「エリートパニック」とは、コロラド大学の自然災害センターを率いる災害社会学者キャスリ-ンティファニーが提唱した概念で、「エリートは自分たちの正統性に対する社会秩序の混乱を恐れる」ことを指した言葉だそうである。

エリートは、想定外の大震災や大規模な事故が発生すると、選ばれて人の上に立ち、冷静な判断ができる自分たち以外はパニックになるか、暴徒になると信じ、彼らの狭い知識の中で育まれた想像のみで何かを防ごうとして誤った行動に出る。また、市民が目覚ましい成果を上げ始めた際には、それを阻害する行動に出るのだそうだ。

でも、昔からエリートって言ってるけど(今は死語かな?)そのエリートとは何だろう?「社会に役立てる事を期待されて、選抜と訓練を受けた存在で、日本語では選良」というらしい。

エリートパニックのいい例が、関東大震災後における甘粕大尉らによる大杉栄、伊藤野枝、大杉の甥の橘宗一少年の虐殺に亀戸事件かな。広義の意味では、515事件に226事件、もしかしたら勝手に太平洋戦争を始めたのも広義の意味でのエリートパニックなのかもしれない。

つまり、エリートってのは、妄想の末に国を滅ぼす破壊者ということになる。

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