奥久慈を振り返って。その① | 大切なことはすべてマラソンが教えてくれた。

大切なことはすべてマラソンが教えてくれた。

次の目標レース
ロード:未定
トレイル:未定

オールスポーツで、


お仲間のゴールシーンに感動。

 

ヘッポコランナーたこです。

 

 

 

 

 

 

店内に掛かった曲。

 

なんだっけ?この曲?

 

「マカレナ」って曲名は


全然出てきませんでしたが、

 

タイミングよく「ハ~イッ!」って


言えたから満足です。

 

 

 

 

 

さて、ひとり奥久慈反省会。

 

はじめまーす。

 

 

 

 

まずは総括

 

かなり頑張りました。

 

 

 

本番一ヶ月前の試走では、

 

サブ3ランナーの、


のがちゃんに引っ張ってもらって、

 

竜神大吊橋(第二関門)


閉鎖前20分で到着でした。





けれど、完走するためには、

 

後半に余裕を持たせて、


1時間前には到着しなければいけないので


あと40分ほど早く到着する


必要があります。





 

今回、本番では、試走時よりも


25分速くトレイルを脱出できました。

 

まだ、あと15分足りませんが・・・。

 

でも、最大限の今のボクの


実力だと思います。

 

 

 

 

 

試走よりも速く着いたんですが、

 

区間ごとの速度を見ると・・・。

 

 

 

唯一、竜神川を3回渡る区間以外

 

すべて、試走よりも遅いんです・・・。

 わずかな差ですが。

 

 

ということは、試走では長めに取った


休憩時間を本番では削って、

 

到着時刻を早めたと言うことですね。

 

速さはなんら変わってないと・・・。

 




 

ちなみに、試走より速かった竜神川区間。

 

川を3回渡るたびに


小山を3回越えます。


ここに来るまでにかなり疲れてるので


登り前に3分しゃがみこみ、

 

覚悟を決めて目をつぶって登り、

 

下りは、脚が壊れる覚悟でぶっ飛ばす。

 

これを3回繰り返しました。

 

そしたら、


本当に脚が壊れました・・・。

 

 

 

 

 

 

 

さて、細かく見ていきます。

 

 

 

まずは、


スタートからトレイルまでのダッシュ

 

 

 

平均ペース、キロ6で行くことを


目標にしてましたが、

 

実際はキロ6.5。


一緒にスタートしたお仲間さんにも


すぐに離され

 

周囲のランナーにも


少しずつ抜かれながらのロードでした。

 

なんだか身体が重くて、


動かなかったですね。

 

ただ、ここは6でも6.5でも、


その後、渋滞にはハマるという


結果でした。

 

平坦ではキロ4.5くらいで行かないと


駄目そうな雰囲気。

 

 

 

 

後半で書きますが、


渋滞にハマってスローペースでも

 

最後に結局バテるので、今の僕の実力じゃ

 

渋滞にハマろうが、ハマるまいが

 

速くすると脚がなくなるし、

 

逆に、これ以上遅くすると


タイムがなくなる・・・。

 

ということで、どちらにしてもDNFです。

 

 

 

 

 

 

次に、第一エイド持方まで

 

 

月居山まで大渋滞。

 

その後も、停滞区間が続き、

 

鍋転山までは、ゆっくりペースでした。

 

その後も、ランナー集団を


隙を見てパスしては、

 

次の集団のケツに着き・・・


を繰り返して、

 

グリーンラインを走りながら、


スタート後、2時間を迎えました。

 

2時間15分で持方を出たかったのですが

 

あと15分で白木山を登って降りて、

 

持方で水補給して出るなんて無理!

 

結局、持方を出たのは


2時間30分後でした。

 

 

 

 

 

この区間について言えば、

 

渋滞に巻き込まれずマイペースで行ければ

 

負荷は変わらず、


速く進むことはできるかもしれません。

 

とは言え、渋滞に巻き込まれないような


スタートダッシュは無理!

 

と言うことで、どっちみち無理。

 

今回の速度を是として

 

対策を打つしかありません。

 

 

 

 

持方-男体山-湯沢峡

 

やはり、この区間で


ヘロヘロになってしまいました。

 

細いトレイルは走りにくく、


地味に脚が削られます。

 

ただ、下りはスピードゴートの


力を借りて

 

ガンガン下って頑張りました。

 

 




ここをいかに速く


いかに疲れを貯めず


走れるが課題ですが


これはもはや、何でもない


筋持久力の問題。




 

 

湯沢峡-竜神川-亀ヶ淵

 

湯沢峡を早々に出ました。

 

居座ると永遠に出られなくなりそう。

 

ここで、負傷したカルロと会いました。

 

彼の実力から、


当然随分先を行っているものと


思っていたので

 

顔を見てビックリしましたが、


二回も脚をひねってしまい

 

休んでいるところでした。


不運です。

 

この後、カルロも


竜神でリタイアしました。

 

 

 

 

 

 

もうヘロヘロ。

 

試走の時以上の疲労感。

 

そりゃ、休みなく走ってるから


疲れますわなぁ。

 

そうして竜神川に到達し、

 

前述の走りで、小山を三つ越えて


前半の総合的には、試走よりは25分早く

 

トレイルを脱出したのでした。

 

 

 

 

 

後は、ロード4キロを走り、

 

竜神大吊橋への階段を駆け上がって

 

前半終了!!

 

 

 

なのですが、この前半のトレイルで

 

完全に力を使い果たしました。

 

時刻は11時35分。


もちろん目標は12時着!




 

でも階段を登るのに10分~15分


掛かるとするとロード4キロを


10分から15分で走らにゃいけまけん。

 

そんなの疲労ゼロでも無理。


もう、12時には間に合いません。

 




今の状態だと、ロードは走れても


キロ7分台でしょう。

 

つまり30分は掛かります。

 

そこから階段を登ると


40分~45分後に第二関門到着。

 

つまり12時15分~20分着。

 

これでは、後半かなり頑張って走らないと

 

釜の平(第三関門)制限時刻に


間に合いません。

 

絶望的な気分です…。

 

 




 

とにかく、一旦休もう・・・。

 

ロードの開始地点にあるベンチに横たわり

 

1分30秒・・・。

 

 

 

 

 

 

 

よし!

 

どこまで行けるか分からんけど、


とにかく走ろう!

 

走ろう。

 

はしろう。

 

はし・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

れません!

 

 

 

 

 

脚が全く前に出ません。

 

マジで?走れない?

 

こんなことあるの?

 

これで終わりを悟りました。

 

 

 

 

 

トボトボと歩きながら、

 

何人かのランナーに抜かれながら

 

前に進みました。


この4キロは本当に長かった…。

 

 

 

 



 

 

そしてようやくロード区間の終わり。

 

時刻は12時12分。

 

ロードを歩いてこの時間・・・。

後で確認したのですが、ロードは4キロもありませんでした。

ただ、それが初めに分かっていても

おそらく結果は変わりません。

 

 

 

 

竜神大吊橋へ向かう階段下に

 

私設エイドがありました。

 

 

 

 

 

ありがたい!

 

コーラを一杯いただきます。

 

うまい!!!

 

パイナップルもうまい!!!!

 

 

 

 

 

エイドの方には頑張って!

 

と、言われますが、もう気力がありません。

 

その場にしゃがみこんで


コーラを飲みます。

 

 

 

 

 

しばらくボーッとしていると、


なんとザエモンさんの姿が・・・。

 

「ザエモンさん!なんでこんな遅いの?」

 

とーっくの昔に通過しているような


強い方なので、不思議でしたが

 

「マイペース!マイペース!

      一緒に行こう!」

 

と言って、軽い足取りで


階段を登って行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

うん・・・。行くか・・・。

エイド5分滞在。

 

重い腰を上げ、階段に脚を掛けますが、

 

全く登れない!

 

もう、どうしようもなくて、

 

階段を10段ほど登った後、

 

階段に座り込みました。

座り込むこと2分

 

 

 

 

 

 

 

しばらく休んで、また登り、

 

しばらく休んで、また登り

 

何度か繰り返していると

 

階段の途中の踊り場に

 

よさげなベンチが。


しかも木陰になっています。

 

ザックを肩から下ろし、


ゴロンと横になりました。

 

風が抜けて気持ちいい・・・。

 

そのまま、意識が遠のきました・・・。

眠ること14分。

途中カルロが通りがかるときに一度起きましたが。

 

目が覚めるとスッキリしました。

 


あれ?


脚が軽くなって、


階段も普通に歩くスピードで登れます。

 

そして、ついにつり橋が目の前に。

 

さらに、足を踏み出すと、走れます!

 

14分休んだら走れた!

 

これは発見でした。嬉しい!






 

寝れば治る?疲労?

 

単なる疲れだったということでしょうか?

 

そして、大吊橋着。

 

12時43分。

 

奥久慈初挑戦の旅を


ここで終えました。