まえにも少し書きましたが、今宅建士の勉強をしています。

理由はボケないためです。

 

正直言ってこの年齢で宅建士の資格を得ても就職は難しいでしょう。

そもそも毎日仕事に出かけるのは体力的にも気力的にもできない気がします。

 

でも母がいなくなり、何もする気が起きない今、

ただテレビばかり見ていてはボケてしまうというのが心配なのです。

 

それと本当に何もしないでいると母を失った悲しみだけで時間を過ごしてしまいます。

なんというか気晴らしみたいな感じですね。

それでも勉強中に突然母のことを思い出し涙が出てはかどらなくなります。

 

ほぼ独学です。

いまYouTubeでは宅建試験の講義を扱うチャンネルがあるので

テキストを無料でダウンロードできるものがあれば、ダウンロードして聞いています。

 

それと去年や3年くらい前のテキストや問題集、解説のあるDVDなどをヤフオクで買っています。

できれば未使用やそれに近いものを買っています。

今までつぎ込んだお金は2万くらいかな。

 

資格の学校では受講料が通学で十数万、通信講座でも数万から十数万かかります。

この資格が就職や実務で必要ならばそこまでする価値はあるんでしょうけど。

老人のボケ防止だなんて動機ではそこまでする気も起りません。

 

とはいえ勉強しているとやはり試験には受かりたいと思うものですが、

この試験がかなり難しいですね。

 

私は法令上の制限が苦手で特に都市計画法などは覚えるのが厄介です。

用途地域という言葉は見たくないですね。

建築基準法も用途地域とかと絡んでくると嫌になりますが、

ただ改めて自分の住んでいる街並みとか見ていると「ああここは近隣商業地域なんだな」と思って興味深いですね。

でも言えるのは街って私たちが安全に暮らしていけるように過去からずっといろいろ改善してきたんだなということに気づかされ、

役所で働く人なんかよくやってくれてるんだなという気がします。

 

またさまざまな種類の税とか大の苦手ですし、不動産鑑定とかも実務で不動産関係の仕事もなく、

文字だけおっても仕組みが理解できないですね。

宅建業法は理解しやすいところですがそれでも理解したことを忘れます。

権利関係(民法)は結構面白いですがややこしい。設問文と選択肢もいかにも難しく書いていますね。

生きていく上で知っておいて損はないという気で勉強しています。

法律用語とか言い回しが、今の私の日常会話に影響を与えています。

記憶力は年齢には勝てません。相当落ちています。

 

50点満点の4択ですが合格ラインを36~7点とすれば過去問や業者の無料模試などをしていても23~28点くらいです。それも当てずっぽうのものが時々あります。

 

ただぼ~としていてもなぜかテキストを開くと落ち着きます。

 

オリンピックを見ながら夜中にページをめくっています。あまり進みませんね。