数年前の写真を眺めていました。

 

いろんな旅行先の写真です。

80代まで杖を嫌がっていましたが、それでも90代になると杖を利用しだしました。

そのあとすぐにシルバーカーになりましたがこれが結構お気に入りで「コロコロ」と名付けてあちこち歩いていました。

 

やがて車いすになりました。

 

それでもそこに母がいます。

 

「お母さんがいてるううううう、お母さんが笑ってるううう」と叫び突然滝のように涙が溢れました。

 

整形外科の先生が慰めてくれました

お母さんとの思い出は最高のプレゼントですね、と。

 

そのうちボケると母のことを忘れてしまうのだろうか。

だったらボケる前に死にたい。