多いときは軽く10回を超す。

 

何かの折に、母が何気なく話した言葉が懐かしくかわいらしく思い出すのです。

 

食事の時にテーブルの上に置いてあった鏡を見てそれを見ながら食べていたり、

ドアの入り口にある靴入れの上に置いてあるティッシュをポケットにいれたり、

手すりにつかまって歩いて顔をあげてにこりと笑って「あんた、待っててん」とか言ったり。

 

車に乗っていて助手席で「ここの建物覚えている」とか言ったり、

晩年は何度も通った道なのに「ここ初めてやな」といったり。

そのくせ「ここおぼえている」というとうれしくて。

 

壁や塀などに落書きを見ると「なんであんなことするんかな」と嫌がったり。

 

とにかく何気ない言葉がかわいくてかわいくて、当時はそうは思わなかったのに今から振り返ればあんな言葉はもう宝物なのです。

 

記事を書いているときはいつも号泣です。

 

安定剤や睡眠導入剤をもらったのですが、なんだかふらふらしてよく躓くのでしばらく使用は控えています。