どちらかというと苦手な分野。1話目でやめようかなと思ったのですが頑張ってみました。怖い…、人間が一番怖い。語られる内容がけっこう的を得ているだけに怖いですね。金太郎の話、こんな保護者は実際にいそうです。
日本語びいき 清水 由美
ヨシタケさんの絵とおもしろい目次に惹かれて購入。これは小学1年生で学習する「日本語」だけど、日本人でも意外と知らない人がいるかも、という内容からスタートして、この年まで知らなかったわという内容まで、日本語への愛が楽しく語られています。
日本人の暮らし方や考え方が土台となって日本語が生み出されているので、その土台が変化してきている今、日本語も変化するのは当然なのかもしれません。その変化さえ楽しみながら、読書や会話を通して日本語のおもしろさや深さを味わえたらいいですね。個人的には、悪意のない言い間違いは好きです
作品の中に様々な生活音も描かれていたはずなのに、読み終えて、猫の首輪につけられた鈴の音しか聞こえてこなかったような静かな作品でした。
隣家からやってくるチビへの深い思い、のびのびと生きる命への愛情が伝わってきます。そして、突然訪れた別れへのやりきれなさも。フランスでは「天からやってきた猫」というタイトルで翻訳されているとありました。猫への思いと同時に、家屋の佇まいや季節の移ろいを表す文が絵画的で美しく、それが日本的な美しさとして受け入れられているのかもしれません。「妻」の動物への思いがとても好きです。
主人公がこんなひどい目に合う小説、読んだことがある…。と、北欧ミステリーで、私生活がボロボロで、不用意なミスで犯人にポカポカにされる警察官を思い出してしまいました。打たれ強いというかタフなところも似ています。
葉村晶さん、今回が一番つらかった。どうなることかと彼女自身も心配だし、捜査対象の女子高生のことも心配だし、何より事件が悍ましくて、良心のかけらもないような自分は選ばれた人間だと錯覚している男たちに気持ち悪さを憶えながら一気読みしてしまいました。読んでいる間中、葉村晶がハムラアキラでした。
10年以上前に読んで好きだった本。いい作品だと思ったことは覚えていましたが、細かなストーリーは読みながら思い出しました。
若いときは、それが純粋で美点でもあるのでしょうが、一方的に思い込み、直線的になりがち。歳を重ね経験を重ねていくと、人にはいろいろな色があり、誰もが悩みもがきながら生きていると、その色たちを受け入れ愛おしくさえなってきます。
「チャンスはあるよ!」と、絵都天使の強くやさしい声が聞こえてきます。
登場する人々が皆それぞれの立場で事情を抱えていますが、誠実で勤勉、そして思慮深く暮らしています。それなのに、人知を越えた何かに振り回され、望まぬ事件に巻き込まれていく…。「何か」が、本当に人の力の及ばぬものなのか、それとも人の心の闇に潜むおぞましさが為せるものものなのか。謎が投げかけられて「中」へと続きます。
この世の春(中)
バラバラになっているものが早く繋がって穏やかな暮らしに戻ってほしい、と願いながら読みましたが、恐ろしい謎はますます深まっていきました。そのおぞましさと、登場する人々の健気さ。両方あるから何とか読み進められます。
心の機微の描き方はさすが宮部さんです。今までのところ、タイトルの意味するものとは遠い物語ですが、安堵できる着地を期待して「下」へ進みます。
この世の春(下)
かなり善意に包まれた終わり方でしたが、多分平凡な人々の暮らしはこんなふうに善意で成り立っていて、そうであってほしいという願いも込められているのでしょう。人を恨むことを生きる目的とした二人を除いては、登場する人々がみな誠実で思いやりにあふれています。由衣の方の歌にこめられた思いも含めて、人の幸せを願い、すぐそばにあるものを大切にできることが「聡明」というのかもしれません。無責任な読者としては、もう少し重い終わり方をを期待していたところもあるのですが。
恋人でも家族でも、愛する人を失うことはどれほどつらく悲しいことか…。
『神様は乗り越えられる試練しか与えないというけど、それは嘘。』
本当にそれは嘘。仕方なく乗り越えたふりをして生きているけど、時間を元に戻してほしいと心の中で叫び続け、その願いはかなわないのだとわかるまでにどれだけの時間を費やすことか。人には言えない秘密を抱えて、生きづらい世の中を生きている人へのメッセージが優しく響いてきます。「生きているだけで儲けもの。幸せになって。」
ネットで見つけた画像![]()
憂鬱なニュースが多い春。
コロナ休校で、孫の相手に疲れています^^;。
孫も室内で過ごすのがつまらなくて退屈しています。
孫のカレンダーの16日の欄に赤字で「登校」と書かれていますが
本当に投稿できるのか…。先の見通しがつかないのは不安なものですね。
ネットで見つけた「卒業証書」
懐かしい線路名が出てきてうれしくなりました。
指宿枕崎線からは菜の花畑と開聞岳が見えます。
近くで行われる菜の花マラソンも今年は中止でしょうか。
早く収束して、元通りの生活ができるようになることを願っています。







