10月は庭仕事と猫の通院に時間をとられ、読書の時間が短くなりました。
草取りに疲れて、レンガや小石を敷き詰めました。
素人仕事なのでレンガに乗るとちょっとグラグラ^^;。
病院通いの猫 13歳になりました。
具合の悪いときはおとなしくしていますが
ご飯、ご飯とうるさいやんちゃ坊主です。
そう、これは科学の本。とにかくよく見て、じっくり見て、遠くから見てぐっと近くで見て、さわってみて。文も説明文というのでしょうか、ひがんばなの咲き方や増え方がとても詳しく書かれています。
でも、科学の本でありながら、絵も文もまるで詩のようで、風が吹いて心地よく、ひがんばなたちのおしゃべりまで聞こえてきそうでした。知識や関心を育むというのは、いっしょに自然への愛情も育むことだと教えられます。
子どもの頃、田んぼのあぜ道でこの花を摘んで首飾りを作ったことを思い出しました。
猫の手屋シリーズ3作目。百の善行を積むと人間の姿に戻れるという、わけあり猫の修行物語です。かたかった頭もたいぶ柔らかくなってきました。男女の恋心も少しだけわかってきたようです。
毎回思うことですが、周りにいる人々が、姿形ににとらわれず、宗太郎の人となりを見て接してくれるおおらかさ(大雑把さ?)が好きです。
森は知っている 吉田 修一
タイトルに惹かれて手に取った本。隙だらけで平凡に生きている人間からは遠い企業スパイの世界が描かれています。
過酷な訓練、悲しい生い立ち、厳しい組織。先を読むのが怖くなる展開ですが、語られる言葉は深く、まなざしは温かく、いつかきっと幸せな日が訪れるのではという期待さえ覚えました。
「一日だけ生きてみろ」そう言われて虐待の記憶を乗り越え、「俺のこと、覚えていてほしい」好きになった少女にそれだけしか言えなかった少年の未来。少年を見守る大人たちの思い。森はずっと見ていてくれるでしょうか。
以前読んだ「ハリネズミの願い」の最後にやってきたリス。ハリネズミはまだあんなに考え過ぎではなくみんなと同じですが、リスはこの頃から機嫌が良くて素直で、可愛らしかったんですね。仲良しのアリとのやりとりが楽しくて、そしてけっこう哲学的。
アリのちょっと気どった言葉に笑ってしまいますが、リスのことが大好きな気持ちが伝わってきて、それも可愛い♪ リスのように機嫌よく生きていけたら幸せなのにと、コーヒー党のわたしですが、いっしょに紅茶を飲んでハチミツをなめたくなりました。
十日えびす 宇江佐 真理
こんな話、江戸時代じゃなくて今でもありそうと思いながら、先が気になって一気読みでした。お金がからんだ家族の問題、ご近所トラブル、男女や親子の関係。
本当に「世の中には様々な揉め事がある。なければそれに越したことはないが、多かれ少なかれ、毎日揉め事は起きる」んですよね。でも、どうやって、どんな心持ちで乗り越えていくかで、人生がずいぶん変わります。損得ではなく、相手の気持ちや痛みを思いながら、いいこともそうでないことも少しずつ分け合って暮らす…。
宇江佐さんと八重が重なって、その心意気が小さな勇気をくれます。
再読です。また、あのやさしい店主たちがいるアーケードに行きたくなって手に取りました。体や心が疲れていて、ノブさんのお店にある不思議な窪みに入りたくなったのかもしれません。
前に読んだときすっかり心に刻んだつもりでいたのですが、忘れていたお店もありました。どう読み取ったらいいのかわからなくなった章もありました。ただ、娘を亡くした父親が娘の軌跡をなぞるために通い詰めたように、ここでは悲しみも失われた時間も、失われた命さえも大切に残されているようで、その静かな心地よさは変わっていませんでした。
柴犬フクと猫のタラ。: 自然の中で2匹が織りなす のんびりな日々
松田 智恵
やさしい目をした犬のフク。きりっとしたお顔の猫のタラ。そして、それはそれはのどかで美しい2匹のふるさと。こんなところでいっしょに暮らせるなんて、何て幸せなんだろうと、見ているこちらまで温かい気持ちになります。
仲良くできるってことは、好きだってこと。犬と猫の違いなんて気にせずに好きになれるっていいですね。
お ま け
孫の家にやってきた保護猫
これくらいのびのび寝てみたい…。






