わたしの4人の親はもう他界し、叔父や叔母たちも
他界したり介護の生活に入ったりしています。
先日、東京に住む従姉から
「母があなたをわからなく前に会いに来て。」
と電話があり、今日行ってきました。
69才の従姉が92才の叔母を自宅で介護しています。
従姉が
「○○さんの長女の△△さんだよ。」
と言って、しばらくはわかってくれているのですが
すぐに 「誰だったかしら。」
それを30回ほど繰り返したでしょうか。
でも、昔のことはよく覚えているのです。
古いアルバムを見ながら、戦争中や戦後の話をするときは
人の名前も地名もすらすら出てきます。
アルバムの中に見つけた父の若い頃の写真。
父と祖母の写真もありました。
父は台湾で生まれ、台湾から出征していきました。
父の頭が丸刈りなので、多分出征する前に撮ったのだと思います。
祖母には5人の男の子がいました。父はちょうど真ん中。
3人が戦争へ行き、二男が戦死しました。
当時、何人も息子がいて次々と戦地に送り出す母親は
どんな気持ちでいたのでしょうか。
ただひたすら、無事で帰ってくることだけを祈っていたのでしょうね。
叔母の記憶がなくなると、もうわたしたち家族の戦争を知る人も
いなくなります。
