「TVS-1+Driver」との出会い | wind55buuのブログ

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ぶーです。オイラのウィンドシンセの事や、その辺にまつわる話を小出しにしていこうと思っちょります。

それは突然の出来事でした。

 

(記憶を頼りに…なので、細かい違いはご容赦を)

 

JWSAの掲示板にいつだったかは失念しましたが、10数年前だったはずです、初代オーナーから書き込みがあり「TVS-1+Driver」と「HIDECONのセット(Driver+HIDEAKI CONNECTION+HIDECON-1)」をまとめて買わないかと。

 

当時書き込みを直で見ていて、コイツに興味があった連中はいかに舞い上がったことか。(2、3名?)

 

…「TVS-1+Driver」とは、ザ・スクエア の伊東たけしさんが、アルバム名でいくと「脚線美の誘惑」の頃から「TRUTH」の頃あたりまで使っていたウィンドシンセで、今は無きプロの音響機器・電子楽器の製作を請け負っていたE.E.W.にて作られたモノです。

で、なぜその「TVS-1+Driver」がJWSAの掲示板で売りの話が出てきたかというと…

この売りに出されたモノは伊東さんの物ではなく、E.E.W.で作られた「TVS-1+Driver」の『2つ目の存在』で、この2つ目の製作依頼者・オーナーがJWSAに話を持ちかけてこられたと。

 

この2つ目の初代オーナー、ザ・スクエア ・伊東さんの奏でる音色に憧れて、ご自分でも伊東さんと同じものが欲しくなり、当時横浜にあったE.E.W.にのり込んで代表の永塚 策英さんに直でお願いされたそうです。

…が最初は、アフロヘアーでおっかなそうな見た目の永塚さんに声をかけるのにひるんだそうですが、足繁く通い、いろいろと話しかけるうちに永塚さんも打ち解けて気さくに色々と話を返されるようになったらしく、まだ確認させてもらっておりませんが「裏話」も教えてもらったとか。

…で、結局2つ目の初代オーナーがE.E.W.で作ってもらったのが「TVS-1+Driver」だけでなく、その当時伊東さんがメインで使い出してた『TAKECON』と同じ、あるいはそれをもう少し進化させた『HIDECON』まで製作してもらったようですが、時間も製作より数十年経ち使われなくなっていたところでJWSAに売りの話を持ちかけられたと。

 

そのときにJWSAの書き込みを見ていたメンバーで購入できていたならば、それぞれを誰かが手に入れていたのかもしれませんが、最初にアンダーライン付きで書きましたが「まとめて買って欲しい」とのことで、「ばら売りアタック」も試みましたが、気持ち揺るがず…その場で買える人は誰もおりませんでした。…ちなみにまとめて50万だったかと…(今思えばやすry)

 

その後はヤフオクにて出品され、それを落札した方がいて「あぁ、売れてもーた…」とジョジョに記憶から薄れていっておりましたが…、その数年後にヤフオクに「TVS-1+Driver」単体がひょっこり出品されたんです。…25万で…

 

その時は残念ながら落札できず、また誰も入札せずで流れたんですが、…力技でオイラの手元に引き寄せてしまいました(笑)

 

もう10年くらい前になりますか。引き寄せてすぐには修理する時間が取れず、手元に来た時のチェックでは確かお決まりのダイヤフラムの硬化と若干の不具合だったと思いますが、ようやく本腰を入れて3年前ですかね、修理しようと電源を入れてチェックを始めたら…本体からケムリが出て…大事をとってステディーワークスの松田さんに連絡を取り最初からお任せする流れで対処しました。

 

ちょっと他のだれかさんのブログを貼り付けます

 

https://ameblo.jp/yoshmeme/entry-12607678862.html

 

 

比較的新しいEWIですら、このような見解です。

Lyricon(リリコン)やD&Kとなると言わずもがなでしょうが、あのルックスに、動いてくれた時のあの出音。

ステディーワークスさんでメンテしていただき、最終的には自分に合わせてトランスデューサーのセッティングをやり直したりして、細かいガリなどはありますが稼働する状態をキープしております。

 

…マッピのシリコンスリーブが痩せちゃって、冬場の気温が低い時はスティックとマッピがゆるゆるになっちゃいます…

 

あ、あとダイヤフラムに使ったのがリーブコート(旧フェアプレーン)の0.2mm「BN-0042」を使っております。mixiのときから付き合いがある方と「これのはずだよね」ってことで材料を精査し、D&Kも張り替えが必要な時はこれを使っております。仕入れた時の最小ロットが「一巻き」だったので売るほどあります(笑)

欲しい方は連絡いただければ「スペシャル割増し料金」wでお分けできます。料金は冗談です。