ピアノの未来に想いを馳せて♪ | 人生とお金のことをお伝えする ファイナンシャルプランナー

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先日、ピアノとお別れしました。

42年前に、両親が買ってくれたピアノ、誰も弾かなくなって10年くらい経ってました。

ただの置物になってしまったピアノは、風水的にもよくないので、気になりながら年月が過ぎていき・・・

 

 

保育園の頃からピアノを習い始め、最初はオルガンで練習、

中学1年生の時に、ピアノが届いた日のことは今でもはっきりと覚えています。

その後は長く続きませんでしたが、保育の道へ進学を決めた高3から再びレッスンに通い、受験前には課題曲の練習をしました。

保専に進学後も夏休みには課題のためレッスンに通い、保育園で働いている頃も家で練習しました。

 

結婚するとき、義母のたっての希望で、桑原の実家にお嫁入し、その後、近くに住んでた姪がピアノを習い始めたころ弾いてくれたり~

姪もピアノを本格的に習い始め自宅にピアノを購入、その後は姪たち姉妹2人ともピアノを習っていました。

 

15年前の引っ越しを機に愛媛から広島に運びました。

当時小学生だった息子が気軽に弾いてくれたらいいなと思って(^^)

 

仲良しの男の子がピアノを習っていたので見学を促すと、息子は一度で先生とレッスンを気に入り、小学5年~6年生の2年間ピアノを習ってくれたんです。

 

息子が弾くようになってからは、かわいい椅子カバーをかぶせていました。

小学5年生の時には、発表会もあり、担任の先生も見に来てくださいました。

息子のピアノの発表会が見れるなんて、びっくり不思議な気持ちで、前日自宅でのリハーサルも発表会もビデオに収めています。

 

その後、中学、高校となると、まったく触ることもなく、

ピアノカバーで、すっぽり覆っていたので、存在すら忘れるくらい・・・

ピアノカバーは、以前使っていたカーテンを友達にリメイクしてもらったもので、部屋になじんでいました。

 

7年前にリリィを飼い始めてからは、ピアノの上にはリリィのもの、ピアノの前はゲージ置き場になり、椅子に座れる余裕もなくなりました(^-^;

 

3年ほど前に、友達がピアノを手放した話を聞き、うちも・・・と思いたったのですが、その時は息子が反対したんです。

 

「また弾くかもしれない・・・

近くの誰かが使うかも・・・」

 

私の実家近くに住む姪も、義妹のピアノがあるし、従姉妹も実家にピアノを置いてたり、私の周りに必要な人は見当たりませんでしたが~
 

2年間習っただけなのに、やはり想い出があり、別れるのは寂しいみたい、

息子の考えを尊重しました。

 

それが・・・

昨年、息子がキーボードを買って、ピアノをもう手放してもいいと言ってくれたんです。

それから情報を集め、今年になって、やっと何社かに問い合わせをすることに~

 

電話で問い合わせをするときに、型番や製造番号などを伝える必要があり、

まずは、ピアノの上のものや、ほこりをかぶったカバーを外すことから・・・

 

天板を開けると、こんなふうになっているなんて、知らなかった(^_^)ゞ

調律の履歴カードがここに入っていることも知りませんでした。

定期的にお片づけサポートをお願いしているライフオーガナイザー南方佐知子さんに12月に来てもらったとき、教えてもらいました。

で、なんと、2月のサポート日がちょうどピアノとお別れの日!

タイムリーにピアノを置いていた場所のお片付けをお願いしました。

その様子はまた後日~

 

 
いろいろ調べて、数社に問い合わせ、メーカー、型番や製造番号などを伝えるだけで折り返しの連絡がありました。
42年前のピアノ、引き取りの運送費を除いて、買取価格4万~10万円の差には驚きました。
買い取り後の行き先も、
古いから海外へ行くところ、日本で流通させるというところ、日本か海外か言えないというところ、さまざまでした。
日本で作られたヤマハのピアノ、遠く海外へ行ってしまうのは何だか寂しい気持ちでしたから、海外へ行くところはないな・・と思っていました。
 
電話でのやりとりだけで簡単に決めようと思っていた私に
「実際に見てもらった方が信用できるし、安心じゃない?見に来てもらったら?」と、主人の一言。
 
今までも主人のアドバイスは、いい流れになることが多かったので、アドバイス通りにしました。
 
問い合わせたときに、見ないとわからないとの返事をもらったこちらに再度電話しました。
 
呉のピアノ夢工房さん、
翌日に調律師の方が来てくださり、中を開けて丁寧に見てくれました。
 
こちらの会社は、ピアノ買い取りの専門会社で、グループ会社には楽器店、音楽教室もあるところです。
ピアノを習う子供達は、習い始めは電子ピアノを使っていても、やはりピアノでのレッスンになっていくと。
その時、30代の若いご両親に新品の数十万円のピアノは高すぎて買うのはなかなか大変。
昔の使っていないピアノを買い取って、手直しして、ピアノを必要としている方に中古で販売したいと立ち上げた会社のようでした。
それも、呉市やその近郊、地元での販売と!
呉は昔、祖父母が住んでいた所、父は80年前に呉で生まれました。
呉の会社、ご縁を感じました。
 
「きれいですね・・・うちの最高金額を出させていただきます。(売値が決まっているので、買い取り金額も範囲が決まっているようですが)
この状態なら、メンテナンスも3日ほどですみます。」
 
うちの子が、褒められたようで嬉しい~
もう、8年ほど調律していませんでしたが、フエルトは、それ以前に交換していました。
うちのピアノは手直しして、19万円の売値がつくと言われびっくり!
その評価も嬉しかったし、近くのピアノを習ってる方の所にいき、弾いてもらえること、ピアノの行き先も教えてもらえる(どの町へ行きましたと)ことも安心しました。
 
見に来てもらったときに、こちらをいただきました。
ピアノの状態によって、買い取り金額は変わるそうです。
 
 
いくらで買い取ってもらっても、
「そのお金でじいちゃんとばあちゃんをどこかに連れて行ってあげたらいい」
と言う息子の意向通り、両親との親子3人旅の資金になります。
資金は多い方が嬉しいけど、ピアノのことを大切に思ってくれて、ピアノの行き先もはっきりわかる、どなたかに確実に弾いてもらえるのが嬉しいことでした。
私の気持ちは話をうかがったあと、決まっていたのですが、両親や主人、息子にも賛同をもらって、翌日お願いの電話をしました。
 
見に来てくださった調律師の方の話にも共感しましたし、温かみのあるホームページからもピアノへの愛や想いが感じられます。
 

 

 

昨年には、地域貢献として、呉市役所にピアノを寄贈されたそうです。

東広島市の2月の広報にも、広告が載っていますよ~

 

 

 

~ご案内~